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2回目の骨隆起切除手術と口内炎、、

先月末に2回目の骨隆起切除手術を受けたということを記しましたが(骨隆起の手術、2回目終わりました)、もう少し詳しくお話ししたいと思います。
若干痛い話を含みますので、苦手な方は読み進めない方がよいと思います。

大丈夫な方はこちら↓















骨隆起というのは病気ではないのですが、口腔内の骨が何らかの原因によって隆起してくる症状です。
私の場合手術の必要はなかったのですが、ハーモニカの音色に若干差し支えるように感じていたので切除手術を受けることにしました。
前回は上顎で、今回は下顎2箇所のうちの1箇所(左側)でした。これで、残りは下顎の右側のみとなりました。
ちなみに、手術はいずれも日帰りで、入院の必要はありませんでした。
前回の手術の様子はこちら⇒骨隆起の切除手術を受けました

前回の上顎の時はメスでY字に切っての切除だったので手術時間も1時間ほどかかり、術後は2日間寝込んだ上に傷が完全に塞がるまで1ヶ月ほど要しました。
今回は下顎の左内側の歯茎をめくって切除するという方法だったので、メスで切ることはなかったらしく、手術時間は30分ほど、術後も翌日に寝込むことはなかったです。一度だけ、太い血管の処理をするために電気メスを使用されていたようでした。
前回同様手術中の痛みはほぼ皆無で、麻酔の注射を打たれるときに一部痛みを感じる箇所があったくらいでした。
そして、前回はかなり長い時間をかけて顎の骨を削られている感覚があったのですが、今回は短時間で済みました。

手術後当日は安静にし、術後3〜4日は湯船に浸かることは禁止なのでお風呂はシャワーのみ、1週間後の抜糸までは激しい運動も禁止なのでテニスもお休みしました。あと、歯茎を剥がしている都合上、下の歯左側は普段の歯ブラシを使うことはできず、すごく柔らかい毛のものを使用しました。
これは2週間ほど続きました。
他に、痛み止めは翌日朝まで何度か服用し、うがい薬でのうがいは1週間続けました。抗生剤の服用は2日間だったと思います。
前回のように寝込むことはなかったのでとても楽でした。3日目にはカフェへ書き物をしに行きました。上顎の時には考えられなかったことです。

術後の経過はよかったのですが、4日目に突然口内炎がいくつもできました。手術した箇所とは違うところにもできていて、おそらく手術の影響で体力が落ちたことが原因なのではないかと主治医の先生からは言われました。
私は普段、一度に複数の口内炎ができることはほとんどありません。いつもより治りも遅く、唇のすぐ裏にもできてしまったため、しばらくハーモニカも吹けなくなりました。
昨日になってようやくハーモニカに影響する箇所は治りましたが、上顎の外側(上の歯の歯茎)にできた口内炎がひどくなりました。
実は、上顎の外側にも骨隆起があり、ハーモニカの音色に影響しないので放置しているものの、隆起した骨の影響で歯茎がかなり薄くなっています。その上に口内炎ができてしまったことで、骨が一部露出しました。
念のため通院し、塗り薬とうがい薬を処方されました。
今は痛みもなく演奏にも差し支えないのですが、傷が塞がるまでしばらく時間がかかってしまうそうです。これは完全に予想外でした。

今回わかったことは、骨隆起の切除手術といっても部位によって手術当日や術後のたいへんさがかなり違うと言うことです。
術後の予定のこともあると思うので、手術前に手術の方法や術後のことをよく確認しておいた方がよいと思いました。

ちなみに、骨隆起の原因は噛み合わせの問題や噛み癖であることが多いようですが、遺伝的要素などいろんな要因があるようです。
今は整体で噛み合わせとゆがみを治療していただいています。

情報が少ない手術だと思うので、経験を元に記してみました。あくまで一例ではありますが、少しでも参考にしていただければ幸いです。

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