相手も(を)勝たせる事は、一見遠回りに見えて一人勝ちより成果の勝ち点高い説ぅ〜
ここ数日寝落ちしてnote書けてなかった。
得意な事:寝落ち
今後コンパのネタに困らないトピックが見つかりました。(冗談です。)
...
8月中旬
「いつかアトリエ遊びにおいでよ。」
たわいもない連絡を先輩作家としていた。
アトリエが欲しい理由は制作の幅を広げたかったから。が、難航していた。
汚れてもいい場所など少ない。
その矢先に入ったご依頼。( is ありがたい)
スタジオを借りて制作予定だったが中々見つからず困っていた。
先輩を思い出し
もしよければ数日貸して頂けないか?
と連絡をした。二つ返事でいいよ、と。
その場所は先輩作家とカメラマン二人の事務所/アトリエだった。
はじめまして、数日お借りします。
カメラマンに挨拶をした。
『はじめまして
今の制作が終わってもいつでも使ってね!』
え、、
はじめましてのしゃしゃ社交辞令会話??、、
戸惑いつつ次の日もアトリエで制作していた。
そんな私は数週間後にNY展示を控えていた。
『NYの制作終わってないんでしょ?
いつ来てもいいから使ってね。』
え?、、
『そういえばアーティストが必要なものある?
椅子とかイーゼルいらないの?』
えええ?何でそんな親切なんですか?
私がどこの誰かも知らないのに!!!
『確かにあなたがどこの誰かは知らない!!笑
けど僕は作家にお世話になっているし、僕一人で頑張るにも限界がある。
仲間はいた方がいい。
1年後更に年収を3人であげてこの箱よりもいいアトリエに引っ越そう。
それでいいんだ。
僕たちがいなくても気の済むまで描きにきたらいいよ。』
それが回答だった。
なんと、、こんな優しい世界ってあるのか???
頭が疑問で埋まっていく..というか溺れていた。
だけど私から出てきた言葉は
「ありがとうございます。
もっと大きくなって早く貢献します。
アトリエ使わせてもらいます。」と
昔よりもなぜか素直に感謝を伝えれていた。
今までなら人の好意を素直に受け取れず、
相手に返すものなど私にはないと卑下していた。
いつしかただただ懸命に生きていたら感謝すべきことに出会えるという事を覚え始めていた。
はあーこんな事があるのか、、
先に帰宅するカメラマンに唐突に、
『描く時って何を思いながら描いているの?笑
僕にはないから聞いてみた!またね!』
と聞かれた。
交わした言葉は正直それぐらいなのに、
1人の時でも好きに描きにきたら?と鍵を渡してくれた。
アトリエに来て3日目とかの出来事だった。
人への貢献心が深く
そして仲間と共に勝つ方が成果への一番の近道である事を知っている方々なのだろう。
ただ懸命に生きる事がこんなにも素晴らしいものなのかと思わせて頂けて、
こんな大人達に私もなりたいと心に決めた出来事が
渡米前にあった。
私にとっては大きい事だった。
(私がアメリカ個展中に作業場と絵を描くスペースを分けるようなレイアウトに模様替えされていた)
...
ふとここで思い出す。
最近一年後に叶えときたい事を自分宛に手紙を書いた。
"自分のアトリエを持ちたい "
あらら、、
厳密に言えば自分のではないが
素敵な先輩2人とアトリエに出会えて
私はすでに夢を叶えていた。