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さとう式リンパケア 施術の使い方

 さとう式リンパケアとは、名古屋の歯科医佐藤青児先生が考案した、体の歯磨きのようなケアです。自分で行うセルフケアや人にしてもらう施術がありますが、わたしは主に施術を提供しております。
 施術をしていて、変化の出やすい方と出にくい方がいらっしゃいます。
 せっかく施術を受けたりセルフケアをするのですから、上手に使ってもらいたい!なので、ちょっとしたコツや特徴を書いてみました。

〈やりたいこと〉が分かりやすく

 「やりたいことが分からない」と言う方ほど、ぜひ体のケアを日々に取り入れて頂きたいと思っています。
 物理的に体をケアすることで、自分の感情や感覚を認識しやすくなるからです。それは〈やりたいこと〉〈いきたいところ〉〈会いたい人〉の基本です。
 食べたいと感じたものが、美味しそうな食レポでそう思わされたのか、ミシュランが言うから食べたいのか、それとも本当に食べたいものなのか。ケアをして、体の感覚をみることに慣れてくると、そもそも食べたいものしか「食べたい」感覚にならなくなってきたりします。

意識を向ける

 セルフケアを行うときは、肩の可動域は、脚の軽さ重さは、呼吸は、見た目は、、、と変化を意識しながら行うようにします。施術を受けるときもそう。寝転がっている、肩甲骨の床への着き方、左右の違い、右ふくらはぎは、左のかかとは、、、と普段意識にはのぼらない一つ一つの感覚に耳を済ませます。
 これは、『変化を感じる』ことよりも、『意識を向けること』そのものが大切になります。
 日常生活では、頭で考えて行動を決めることが多いので、意識して、体の状態や体の反応(感情)、体の有り様を感じる時間。
 「あ、足先がじゅわっとした。ような気がする」。そんなことをただ感じてみてください。体の内と外で、色々なことが起きていることに意識を傾けてみてください。

基本を満たしておく

 体のケアを行うので、基本を満たしておいてあげると、体は安心して受け取りやすくなります。
 体の基本とは、三大欲求など、生き物としての基本です。食べたいものを食べ(暴飲暴食とは違います)、十分に眠り、トイレは我慢せず。肌触りのよいものを着る。新鮮な空気を吸う。自分の気持ちを抑え過ぎない。人に合わせ過ぎない。
 基本の欲求が押さえ込まれるとダミーの欲がムクムクと顔を出したりもするので、ちょっと注意。自分を出し過ぎることで人との摩擦が気になる方も、摩擦を気にせず解放できる場に行ったり、そう言う関係性の人が一人いるだけでも違いますね。

自分を脇に置いておく

 施術を受けるときに、あまり思考を働かせているとゆるまるものもゆるまなくなってしまいます。「こんなんで変わるはずない」と思うと、本当に変化した箇所が直ぐに元に戻ってしまったりもします。
 セルフケアでもそうです。これで合っているかな、これで本当に変わるのかな、等々考えすぎると、かえって腕が疲れたり、そのわりに体に変化を感じられなかったりします。
 考えるのは、ケアをする前。どのタイミングでケアをするか、服装はどうするか、そして考えすぎないでいよう、と決めておく。そんな感じです。

やりたくない時はやらない

 体をゆるませて、絡まった筋肉や、絡まった思考をほどいていくケアです。
 やりたくない、今日は疲れている、早く寝たい。そんなときは、さっさと帰ってさくっと寝てしまいましょう。
 大丈夫。ケアの心地好さを感じて、少しずつ体感が増えてくるとタイミングが自然と生まれます。時間を決めてルーチンにするのが合っている方は、ぜひ決めて。タイミングドリブンな方は、その時々で。

まとまらない!

 ちょっとタイトルとずれた(ずれて無いけど)ことにも触れましたが、体優先の時間を意識して作ってあげると、人生の進み方がまた変わってくるかと思います。
 施術やセルフケアは手段です。その手段でどこへいきたいのか、どう在りたいのか。ケアをしながら意識を傾ける時間は、その橋渡しをしてくれます。
 施術はあくまでも、あなたの体に寄り添うもの。頭と体の風通しをよくして、いきたい方へ、いってみましょう!

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