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2023年の手帳とひとつきノート
昔から手帳やノートが好きです。書くことがとにかく好きです。
手帳やノートについてのnoteをたくさん読んでいるうちに、わたしも現時点での使い方を記録しておきたくなりました。個人の趣味が満載の記事ですが、手帳やノートが好きな仲間のみなさまに届けば幸いです。
基本的にアナログ管理
いろんな方に驚かれますが、スケジュール管理にデジタルツールはまったく使っていません。ブルーライトを見ながら考え事をするのが難しいので、アナログ一元管理です。
あすけん先生や家計簿アプリなども使っていましたが、同様の理由で断念。いまはすべて紙の手帳やノートに書き残しています。
思考が走り始めた時にタイムラグなく書いていけるのが、アナログの強み。お気に入りの手帳やノートにこりこり書いていくのって、なんとも言えず楽しいですよね。
能率手帳ゴールドが母艦
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今年の母艦は能率手帳ゴールドです。2021年から能率手帳を使い始めて、今年は初めてのゴールドに。手のひらにすっぽりおさまるミニサイズを使っています。
長期的な予定の管理をはじめ、対外的な打合せなどで使うのはこの子です。
ガントチャートは体重や制作の記録に使っています。また巻末のフリーページは、noteのテーマや年間スケジュールを書き出して、長期的に管理していくために使っています。
これまで長いこと手帳ジプシーでしたが、能率手帳のフォーマットに出会ってから、ようやく一年間使いきれるようになりました。地味だけど上質で、頼りになる一番の相棒です。
A6ノートを「ひとつきノート」に
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能率手帳だけだと紙面がパンパンになってしまい、頭も思考もパンクしそうになるので、補佐的にバレットジャーナル的な「ひとつきノート」を使っています。
もともと博論を書くときに、測量野帳でひと月一冊のバレットジャーナルを作って管理していたのですが、それが非常に便利だったことを思い出して去年の9月から再開しました。
書き続けるうちに、フォーマットが決まってきました。
今月のひとつきノートの構成は、
・マンスリースケジュール
・デイリーログ
・ウィッシュリスト
・やることリスト
・money log
・health log
といった感じです。
ウィッシュリストにやりたいことを書き込んだら、それを細かく因数分解して、やることリストにやることとして書き込んでいきます。そのリストに日付を書き込んで、デイリーログに落とし込んでいく……といった具合に、能率手帳よりも日々の解像度を上げていくための使い方をしています。
日々のこまかなタスク、たとえば「トイレ掃除」とか「洗面所掃除」とかも書き込んでいるので、モチベーションを保つ役割を担ってくれています。
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スケジュールを組み立てる時には、能率手帳で全体の流れを概観しながら、ひとつきノートに細かく落とし込んでいきます。私はADHDの傾向があるので、こうした作業は命綱です。
去年は能率手帳だけで管理していたのですが、スケジュールを入れ過ぎてしまって、後半は青息吐息になってしまいました。その反省を踏まえて、今年は無理のないスケジュールを組んでいこうと決めています。
そのための頼りになる相棒が、ひとつきノート。これは人前では開かず、ひとりの手帳タイムにひっそり開いて、自分との対話を楽しんでいます。
ちなみに、デイリーログには食事の内容や体重なども記しています。ひとつきノートを使ってレコーディングダイエットするようになってから、5キロ近く痩せました。ありがたいことです。
ひとつき手帳は能率手帳と一緒のポーチに入れて、いつでも取り出せるようにしてあります。ボールペンやマーカーなど、よく使う文房具も一緒に入れておいて、ワンアクションで書き出せるように整えています。
迷っているのがyPad
このほかに、導入した方が良さそうだなあ……と考えているのがyPadです。
グラフィックデザイナーの寄藤文平さんが考案されたyPad。「あのPad」と同じ大きさで、2週間分のタイムスケジュールとガントチャートを概観することが出来ます。
長期的に取り組む仕事が増えてきて、点で考えるよりも線で、線で考えるよりも面で考えていきたいという思いが増すようになりました。
これは家置きにして、考える時間をまとめてつくり、ypadと向き合うようにしていきたいと考えています。
動物的な勘なのですが、制作の仕事は二週間単位で考えていったほうが好循環に繋がりそうな気がしています。寄藤さんも現役のグラフィックデザイナーでらして、ご自身の仕事に役立てるために作り出したのがyPadなのですよね。導入したら、より創造的な毎日を送れるような気がしています。
ジャーナリングノート
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このほかに、ジャーナリングノートを持ち歩いています。思い浮かんだことは何でも書いていくためのノートです。ついでに、ドイツ語の勉強ノートにもしています。
モーニングページの習慣をつけてから、ジャーナリングノートはいつでも持ち歩くようになりました。ロルバーン、モレスキン、いろいろ試しましたが、落ち着いたのはキャンパスノート。お気に入りのノートカバーを付けて使っています。
毎日を創造していこう
今回は完全に個人の趣味にふりきって、手帳やノートのことを綴ってきました。楽しかった……!
手帳やノートは、毎日を創造していくための大事な相棒。きっとみなさまにとっても同じことと思います。
きょうも、あしたも、そのさきも。手帳やノートと共に、人生を充実させていきましょう!