完全同居する前にきちんと決めておくこと【お金編】
同居する前に絶対に決めたほうが良い
というもののなかで、
一番大切なのが「お金」のこと。
完全同居の場合の生活費は、
子どもが親に生活費を渡すか、
親が子に生活費を渡すかの
2パターンが多いようです。
ここでいう義親との完全同居の生活費とは、
「親が子ども夫婦に生活費を入れる」
ことを前提にお話しさせて
いただきたいと思います。
生活費の支払いパターンは2つ
親が子ども夫婦に生活費を入れる
場合のほとんどは、
親は年金暮らしか、
間もなく定年を迎えるころ。
その場合、親が一人なのか二人健在
なのかで金額は変わっていきますが、
ネット界隈で言われている
平均の生活費は約3万円~5万円。
そして生活費の払い方は、
大きく分けて2つあるようです。
①毎月決まった額の生活費を入れてもらうか
②光熱費を払ってもらうのか
では、いったいどちらの方が良いのでしょうか。
これは圧倒的に
「毎月決まった生活費をもらう」
ほうが良い。
なぜかというと、光熱費は季節や
天候によって大きく変動します。
夏はエアコン。冬は暖房。
夏はシャワー。冬はお風呂を沸かす…。
など・・・。
そこで、親世代に光熱費を
払ってもらっていると、
エアコンや暖房をつけると、
ちょっとくらい我慢できないのか。
遅くまで起きていたら、
ブツブツ言われてしまう…
なんていう新たなストレスが
発生しているようです。
生活費を支払ってもらう時のポイント
つぎに、毎月生活費を入れてもらう
ことについてのポイントは、
・毎月いくら生活費を入れてもらうか
・どうやって払ってもらうか
このふたつ。
生活費の金額を決めるときは、
同居する親と嫁と旦那、
全員で決めるべし!
これって当たり前のようで、
実はあまり実践されていません。
電話で「だいたいこのくらい」とか、
親が一方的に「生活費は〇万円で」と言って、
終わり。
というパターンが多いので、
事前に同居の生活費について相場を
キチンと調べたうえで、
事前にみんなで話し合って決めたほうが
後々もめることはありません。
次に、生活費を払ってもらう場合のポイント。
「どうやって払ってもらうか」
が焦点になってきます。
・現金で毎月もらうのか
・自動的に銀行口座へ
送金されるようにするのか
これは圧倒的に自動送金がおすすめです。
「年配者は手数料がもったいない」
などという理由から、
毎月現金で渡したがりますが、
払ってもらっていないのに
「払った」と言われてしまったり、
(本気で払ったつもりでいたりする)
ドヤ顔で生活費を渡されたり、
決まった日にちにもらえなかったり
することもあります。
万が一、払ってもらえなかった場合、
それが義理の親に言えるのか…。
旦那さんはちゃんと言ってくれるのかなど、
いろいろと面倒なことになります。
失敗例(私の場合)
私の場合は、主人の父が亡くなったため
完全同居に至ったわけですが、
当時、姑は仕事をしていたので
電話で毎月5万入れると、
私に言ってきました。
「〇〇くん(旦那)にもちゃんと伝えたから」と。
そして、
毎月現金でもらうことに。
それが、渡される日がバラバラ。
時には払ってもらえなかったり。
払ってもらっていないと旦那に言うと、
あまりいい顔しない。
姑に伝えてもらっても
「ちゃんと払ったわよ!」と言われてしまうオチ。
最終的には生活費を払ってもらえてたのは、
初めの数回だけ。
その後は一切払ってもらっていません。
残念ながら、同居してから生活費のことを
話し合ってもスムーズにはいきません。
なぜなら、同居する前は義親側は、
一緒に住みたくて仕方がないので、
なるべくお互いに良い条件に
なるように話が進めてきます。
が、いったん一緒に住みだすと
同居生活が現実になり、
お金に関してはシビアになってきます。
私の場合はその後、
生活費について話をしても
まったく良い向には進まず、
いまに至っています。
子どもが大きくなるにつれ、
お金もかかってきます。
少しでも生活費を入れてもらえると
本当に助かるものです。
これから、完全同居をする予定の人は、
後で後悔しないようきちんとみんなで
「生活費」のことを話し合うことが大切です。
最後にもうひとつ。
生活費の話し合いの内容は、
日記でも良いので書き留めて
おきましょう。
でも、まだ同居しいない人は、
全力で拒否りましょう!!