【2022.3.22】Unityで透過写真を撮る方法
記事がちょっと前だったり上手に動かないものが多かったので改めてまとめさせていただきたいと思います!
Recorderのインストール
まずはRecorderをインストールしていきます
メニューバーから、Window→Package Managerと押していきます
そうすると、下記のようなウィンドウがでてきます
このウィンドウの右上の検索ボックスにRecorderと入力し、インストールします。(UnityRecorderから名前が変わったので注意)
これでRecorderのインストールが完了しました
Recorderのセットアップ
次はRecorderの設定をしていきたいと思います
Window→General→Recorder→RecorderWindow と押していきます
新たに、Recorderウィンドウがでてきました
ウィンドウはわかりやすいところに入れておくと後々便利です
左側のAdd Recorderを押し、Image Sequernceを追加します
下記の写真が設定済の写真です
変更箇所
・Exit Play Mode →OFF
ONだと一枚レコーディングを終えるたびに再生モードが切れます
再生モード中にした変更がリセットされてしまうのと、撮るたびに再生モードに入らなければいけなくなるのでOFF推奨です
・Recording Mode →Single Frame
一枚だけ写真を撮る設定です
他にも項目はありますが、基本はSingle Frameで大丈夫です
・Sorce →Texture Sampling
この設定にしないと背景色が入り透過写真になりません
・Aspect Ratio →お好み
アスペクト比です Boothで使うのなら1:1とかがいいかもしれません
・Rendering Resolution →お好み
レンダリングを上げないと書き出し(Output)画像の画質も上げられないみたいです 今回は4Kにしましたが2Kぐらいでも十分綺麗に書き出せます
・Media File Format →PNG
書き出し形式の設定です 透過写真を撮るならPNGにしましょう
・Path →わかりやすいところ
保存先の設定です
自分のわかりやすいところにファイルをつくると管理もしやすいです
これでレコーダーの変更は完了です
Cameraのセットアップ
次にカメラのセットアップです
HierarchyにMain Cameraがあると思います
無かったらHierarchy右クリック→Cameraでカメラを作ってください
1.カメラの画角を合わせる
ヒエラルキーからカメラを選択すると、右下にプレビューがでてきます
GizmozをONにして、Transform Toolに変更し、プレビューで
オブジェクトが中心に見えるようにカメラの位置を調整していきます
2.Cameraの設定を変える
ヒエラルキーからカメラを選択すると、インスペクターからカメラの設定変えられるようになります
下記の写真が設定済の写真です
変更箇所
・Clear Flags →Solid Color
背景の色を単色にできるやつです
・BackGround →Alpha0
背景の色です 透過で撮る場合は画像のA(Alpha)を0にしてください
透過でない場合はAを100にしてお好きな色に変更してください
プレビューの確認
おつかれさまです
設定はこれで完了です!
撮影する前にプレビューとしてGameビューを確認しましょう
アンダーラインの場所から解像度が変えられます
背景が透過されていないように見えますが、大丈夫です
出力設定か、バージョンが変わっていなければこれで透過で出力できます!
オブジェクトが小さいのでかなり小さめに出力されそうですね
やっと撮影
やっっっっと撮影ができます!!!
今回は小物なので何もしませんが、アバターや衣装などであれば再生モードに入り、ここからシェイプキーやボーンの位置を変えたりして撮影します
再生モードなので破壊的に変更しても戻せますね
最初の方に作ったRecorderウィンドウを開き、レコーダーの再生ボタンかSTART RECORDINGを押して撮影しましょう
透過で撮影できていますね
かな~り拡大すると背景の青色が少しだけ輪郭に残っていたので、画像を拡大するのでしたらオブジェクトに合わせた色に背景色を変更しておくと更に良いものになるかもしれません
最後までお読みいただきありがとうございます
お役に立てていればうれしいです!
すこしばかり宣伝
撮影で使ったオブジェクトはVRC向けに作ったピアスです!
よろしければページだけでもご覧になっていただけたら幸いです