いづみ

ボイストレーナー&ピアニスト 健康管理士 ボイストレーニングのレッスンを通…

いづみ

ボイストレーナー&ピアニスト 健康管理士 ボイストレーニングのレッスンを通して、 多くの方の笑顔と元気が増えました。 『健康のためのボイストレーニング』開講中。

最近の記事

ピカピカするまで

スタジオ利用の60分、 終了の5分前にランプがピカピカ光って 終わり時間を知らせてくれます。 5歳の生徒さんは、 「ピカピカまでがんばる」と、 いつもお母さまと約束してレッスンに来られます。 諸説ありますが、 5歳児の集中力の持続時間は、 6分〜10分、15分程度…などと言われています。 (30分説もありました) ピカピカ点滅するまでの55分は とても長く感じているでしょう。 実際、少し練習してモゾモゾとするのですが、 その都度、気を取り直して練習に戻ります。 時々、

    • 大好きな絵のそばで

      9/3、ファッションショーで演奏をしました。 ショーの1週間前に、 デザイナーの絵画の個展がありました。 彼独自の技法もあって、  とても興味深い作品たちが並んでいました。 その中でも、特に好きな作品がありました。 ショーのセッティング中、 何枚もの絵が舞台正面に掲げられていきます。 ピアノの直ぐ側に、 なんと!わたしの好きな作品がやってきました。 デザイナーに、この作品が好きと話していません。何と言う偶然。 嬉しくて震えました。

      • 年の差70歳

        本日のレッスン、 朝一番の生徒さんは75歳。 いつもお洒落で、とてもチャーミングな方です。 その次の時間の生徒さんは5歳。 元気いっぱいで頑張り屋さん。 お二人とも10月生まれなので、 ちょうど70歳違い。なんだか素敵。 今日は、お二人別々のスタジオだったので 会えませんでしたが、 いつか出会えたらいいな…なんて思ったのでした。

        • シャンソンとカンツォーネ

          銀座コリドー街にある老舗のシャンソニエ “蛙たち”に行きました。8年ぶりです。 “蛙たち”は今年60周年なのだそう。 還暦です🎉🎉 この日はシャンソンのお二人、 上村マキさんと、みれいゆさん。 ゲストのカンツォーネの加藤ジュンコさん。 お店のスタッフさんも素晴らしい歌声でした。 女性歌手のカンツォーネは初めて見るのですが、 想像以上にパワフルな声量で驚きました。 これだけの声が出たら、気持ちがいいだろうな… なんて思ったりもしました(笑) シャンソンのお二人は雰囲気も曲調

        ピカピカするまで

          音楽劇「ライムライト」観劇

          音楽劇「ライムライト」を観ました。 5年前の再演時にも鑑賞しましたが、 今回もとても楽しみにしていました。 お話の内容は同じでも、 劇中に出てくる、クスッと笑えるところや、 ちょっとしたやり取りは違うので、 新鮮な気持ちで見られます。 そして音楽も歌も踊りも素晴らしい。 ほぼ満席の客席から、何度も拍手が起こりました。石丸幹二さんの歌声、いつ聞いても素敵です。 テリー役の朝月希和さんの歌声、 透明感があって好きになりました。 最後のシーンはわかっているけれど、 やっぱり涙…

          音楽劇「ライムライト」観劇

          涙の訴え

          お稽古事の始め時はいつがいいでしょう。 色々な説があって悩みます。 例えば、ピアノは早く始めたほうが良いという意見もあれば、 幼児期の骨はまだ柔らかいので、 鍵盤の重さが指に負荷がかかりすぎるため、 5歳くらいからがちょうどいいという説もあり…。 ピアノを始めたお姉ちゃんをみている弟くん3歳。 お母さまは、もう少し大きくなったら、 彼もレッスンを始めようと考えていました。 が、弟くんは今すぐにでも始めたくてウズウズ。 とうとう大泣きしながら習いたいと訴えているそう。 お母

          トレーニング不足を痛感

          仕事の都合で3ヶ月ぶりのレッスンとなった Мさん。 “話す”お仕事なので、  声が出づらいなどの心配はしていませんでしたが、 開口一番、 “トレーニング不足を痛感しています。 動きづらいんです”とおっしゃいました。 発声練習をしてみると、 確かにいつもより柔軟性に欠けています。 一つ一つゆっくりとほぐすように発声練習をすると、少しずつ動きやすくなってきました。 発声練習では、 低音から高音まで広い音域を使います。 普通に話す時よりも音域が広いです。 口の動きも、五十音を

          トレーニング不足を痛感

          “いい音”を知ってもらうために

          この春からレッスンを始めた5歳の生徒さんは、 お家の電子ピアノとは違う生ピアノの音が いまだに新鮮な様子。 そして歌の練習のとき私が弾く伴奏の音を、 指の動きをじっと見ながらよく聞いています。 時々歌うのを忘れるくらい、 真剣に見つめながら聞いています。 大人の生徒さんのレッスン時も、 歌の伴奏をするときは生徒さんの歌に合わせて、 強弱や抑揚、音色も気をつけていますが、 より気をつけなくては、と思いました。 “耳が育つ”幼児期、 いい音を聞いて欲しい、

          “いい音”を知ってもらうために

          Piano's Conversation 2024

          Piano's Conversation 2024を観に行きました。(Bunkamuraオーチャードホール) ピアノデュオ “レ・フレール”と“アンセットシス”の共演です。 ピアノデュオが二組、想像するだけでワクワク。 オープニング曲は“ルパン三世のテーマ” テンション爆上がりの演奏者と客席。 いきなり飛ばしてきました。 1曲目でこれ、 このコンサートはこのあとどうなるの? ワクワクが止まりません。 次の曲はガラリと変わり、 アンセットシスの演奏で モーツァルトのピアノ

          Piano's Conversation 2024

          お札、吸い込まれる

          今日はグランドピアノのお部屋でレッスンでしたか、とても珍しい事が起こりました。 生徒さんから頂いたお月謝のお札が ピアノの蓋のところに落ちたので、 蓋を少し閉めて取ろうとしたその時、 蓋からスルリと滑り落ち、 ナント!?蓋と本体のわずかな隙間から ピアノの中に吸い込まれてしまったのです。 ピアノとのお付き合いは長いですが、 こんなことは初めて😮😮😮😮😮 どうやって取ろう、分解しないと取れない? などと、とても焦りました。 ちょっとここで深呼吸。 落ちついて考えてみると

          お札、吸い込まれる

          暑い季節の喉を守る

          暑い日や湿気の多い日が増え、 エアコンの冷房や除湿機能を使いはじめました。 そのため、ここ数日、 「エアコンで喉の調子がイマイチ」という 生徒さんがチラホラ出てきました。 冬の乾燥とは違い、 加湿すればOKというわけにはいきません。 マスクをしましょう…と、 暑い時期にはさすがに言えません。 日々、睡眠や栄養を充分にとって、 体力をつけておくことはもちろんのこと、 熱中症予防も兼ねて水分もしっかりとります。 キンキンに冷えていないものが望ましいです。 そして気をつけたい

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          表情筋“ながら”トレーニング

          健康のためのボイストレーニング。 今日は、毎日気軽にできる 表情筋トレーニングの方法 口をしっかり動かしながら五十音を言います 演劇の練習などで見たことがあるかもしれません。 その1 あえいうえおえお かけきくけこかこ… これを、わ行まで言います。 その2  あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ このパターンでわ行まで言います。 しっかり言うけれど無理に大きく動かさず ゆっくりめに言います。 表情筋をしっかり動かしてほぐしておくと、 表情豊か

          表情筋“ながら”トレーニング

          仲間の意見

          先月の練習会のあと、 参加した生徒さんたちの反応がたくさんあります。当日にお配りしたアンケートに書けなかったこと、あとから思いついたことなどです。 生徒さんへのリクエスト曲やジャンルは、 より具体的になっていて、 その意見を聞いた生徒さんは、 初めてのジャンルだけれど挑戦してみようかと 前向きに考えていたり。 思っていた以上に好反応。 生徒さん同士の意見は、やはり貴重ですね。 練習会や交流会など、 またしていけたらと思います。

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          誕生日と命日

          今日は、亡き父の誕生日で祖父の命日です。 そう、父の誕生日に祖父はお空に旅立ちました。 旅立ったばかりの祖父を見ながら、 父は「今日、僕の誕生日なのに…」と つぶやきました。 わたしはなんて言葉をかけていいかわからず、 「うん、そうだね」としか言えませんでした。 それから数年後、こんな話を聞きました。 親が子どもの誕生日に亡くなるのは、 決してその子に意地悪をしたいわけではない。 また一つ歳を重ねたのを見届けて、 安心して旅立つのです。 もっと早く知りたかった

          誕生日と命日

          好きだったものからエネルギーをもらう

          この週末、久しぶりに映画館で映画を観ました。 『帰ってきた あぶない刑事』 テレビ放送されていた頃からとても好きで、 映画情報を知ったときから 「絶対見なくちゃ」と意気込んでいました(笑) 内容に関する感想は割愛しますが、 観ているあいだに、 当時のワクワクした気持ちが蘇ってきました。 流れる曲も好みのものや懐かしさを感じるもの、 「あぁ、こういうの好きだったね」と再認識。 過去に好きだったものから、 たくさんのエネルギーをもらいました。 当時好きだった曲も、聞いてみ

          好きだったものからエネルギーをもらう

          5年ぶりに集う その3第三者目線

          せっかくの練習会なので、 参加の皆さんにアンケートを配りました。 どんな曲が合いそうですか? 歌ってほしい曲 なぜこの質問かというと、 第三者から見ると、 私が気づいていない生徒さんの魅力がわかる。 生徒さんは自分の“こだわり”があるので、 レッスンではそれを求めてこられます。 それをレッスンでは詰めていきますが、 わたしがお伝えする別の良さを、 受け入れ難く感じるときもあります。 けれど、同じレッスン仲間や 同世代の人からの意見だと、 素直に受け

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