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2019年、インクルーシブデザイン的取り組みの振り返り(後編)&2019年総括

2019年振り返り後編(2019年7月以降)です。

前編はこちらから。

某社さんでインクルーシブデザインワークショップ

(※ここから「某社」と書く場合は事情があり内容について書けないので、そのときに考えたことだけを書きます)

インクルーシブデザインの面白さを体感していただく機会を設けさせていただきました。
エンタメコンテンツを生み出すような方々が多い会社さまだったので、そこにひきつけてインクルーシブデザインの企画を設計しました。

徳島県立博物館さんのような、設計目標があるものとは異なり、どちらかというと研修に近いものだったので、「インクルーシブデザインに可能性があるな」「自社での活かし方がわかった!」と思えるプログラム設計にするように心がけました。(組み合わせとはいえ会社さまごとにプログラムは設計し直しています)

手応えすごいよかったのと、時々お力添えいただいている全盲の女性のリードユーザーさんにもめちゃおもしろかったってプログラムを褒めてもらえたので、もうこの日は気持ちよく寝ました。笑

某社さんでインクルーシブデザインワークショップ

こちらはコンサルテーションに近い案件。空間内を歩いてデザイン・リサーチをするような場にしました。参加いただく社員の方々の雰囲気、状況に合わせて、素直にリードユーザーとともに時間をとることを重視した設計にしました。

また、その前にも責任者研修についても取り組ませていただきました。これも、プラスハンディキャップさんとのお仕事。

この企画を通して、相手のニーズに合わせてどんな方にリードユーザーになってもらうのかを考えられる強みを得られた気がします。こちらでははっきりとニーズがあったので、どんな人と時間をともに過ごすべきかをかなり議論して実現しました。

2020年はプラスハンディキャップと一段と仲良くなった年かもしれない。もう代表佐々木さんのことを「佐々木」って呼び捨てしとる。

8月登壇ラッシュ

8月にいろんなところでお話させていただく機会をいただきました。

文化のあいだに立つ(2019年度 ナレッジキャピタル超学校シリーズ第2回)

大阪大学辻田俊哉先生との対談。これ、実は書籍になります。

前回のシリーズの書籍はこちらです。

その他レポートがあがっているものとしては、東京大学梶谷真司先生とのセッションも。

なお、昔社会起業家フォーラムに登壇した動画もあるのですが、「山田はスライドないほうが普段の感じがする」そうなので、対談系とひとり語りで必要なことがあれば、下記よりお気軽にお問い合わせください(?)

mix第2回開催

佐々木をゲストに、前編で書いたとおり、「障害理解のその先」を切り口にトークセッションを開催。

しかも、久しぶりに佐々木とのトークは生配信しました。上記リンクから、Facebookページを通じて見ることができます。

インターン生ジョイン&年明けのイベントに向けて準備

最年少メンバーが加わり、年明けの企画に関わってもらうことに。まずは上映会の開催を実現させるところを目標に動いてもらって、その後さらにレベルアップできる機会をつくれたらと思っています。

上映会&イベントを無料開催をするべく、山田の誕生日(12月14日)のお祝いにご寄付のお願いを呼びかけさせていただいております。

まだ半分ほどしか達成できておらず、ぜひお力添えください!

11月〜12月は、番狂わせスケジュールが重なり精神的に多少しんどい時期が続いたのですが、ひとまず年越しができそうな状況になりました。

主催でインクルーシブデザインワークショップ

これすごく個人的に大きな機会になったと思っています。

普段ならすべてのフローを自分でこなすように運営していたのですが、1人で企画運営をしたというより、チームで運営できた機会だったのが大きかったです。

参加者のみなさんも良い方ばかりで嬉しかったな。私の目線からの報告は下記からどうぞ。


2019年総括

あらためまして2019年は多くの方にお世話になりました。

2019年、私なりに新しく学習させてもらったと思う観点は下記かなと。

・自分がよいと思う感覚をまず第一にすること
・理念とイメージだけで消費されないこと
・とことん先の未来を想像して動くこと
・自分を信じて動くことを恐れないこと
・自分の学習スタイルを自覚し環境を作ること
・自分の哲学に近い人から経営を学ばせてもらうこと
・自らたくさん貢献すること
・Giveされることを恐れず自信をもって受けること

一つひとつが独立されたものと言うより融合された部分が大きいですが、とにかく2019年は自分なりに種まきができたなと思います。

初めてじぶんのやっていることに自信がもてるようになった2019年で、それには私自身が描いている未来を一緒に見ようとしてくれながら、視座を高めてくれるような関係が周りに育めた1年だったと思います。

改めまして私と関わってくださったみなさまに御礼申し上げます。この場をかりてお礼をお伝えさせてください。

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感謝してもしきれない2019年でしたが、さらなる高みを目指して、次は仕掛ける2020年にしたいと思います。

なお、オリンピック・パラリンピックのタイミングに何かを仕掛ける興味は全くありませんので、そこは期待しないでください!(たまに期待されるようなことを言われるので)

10年、20年、50年と社会にじわじわ根付くような取り組みになるよう、がんばりたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

山田小百合



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