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卒論修論の提出直前にやったらダメなこと5つ

こんにちは、12月。この時期がやってきました。そう、卒論・修論シーズンですね。ツイッタランドで検索するとデスロードの中にいる学生たちがそこそこいるみたいです。みんな息してる?

私も2013年に修士論文を提出した身なのですが、大学で正月を同期と迎えたの懐かしいです。思い出すだけでゾッとしますね。

あの頃のできなかった自分を振り返って、それを咀嚼しながら今はこちらの研究室で学生さんの卒論指導などに関わっていたりもします。

実はこの時期にじわじわとこの記事が読まれています。一昨日の記事の次に読まれているのがこれです。

最近は卒論執筆真っ只中の学生さんがご丁寧にお礼のDMまで送ってきてくれました。お役に立てたのなら嬉しいです。

大体卒論提出ピークって1月上旬なところが多いと思うので、12月はごりごりPCに向かってハイパータイピングやっている時期じゃないでしょうか。

この時期は「朝起きたら卒論が完成されてないかな」と願いたくなるくらいバタバタすると思うので、個人的な経験から、この卒論修論提出の直前でやらないほうがいいものを5つ書き出してみました。

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①1日〇〇文字書く!という目標

提出日までの残り日数と、卒論の規定文字数を割って、1日あたり300文字書けば余裕で終わる!みたいなことを言う人がたまにいます。精神安定として頭の中に入れておく分にはいいですが、はっきり言ってそんなスケジュールは99%崩れます。大体無駄です。

ノリに乗っているときに気づいたら数時間で3000字かけた!という日もあれば、考察が進まず3時間経っても1文字も書けません…みたいなことはよくあります。ざらです。

書けるところから書く。書き続けられるなら書き続けろ。

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②参考文献と謝辞を後回し

書き方に細かい作法が最も出る箇所が参考文献一覧です。なんとか最後の考察とか課題とかまで書いて、終わった!と後回しになったら地獄です。

本と論文って書き方違ったよね?みたいなことで混乱しがちだし、「本文に山田(2019)を乗せていたけどその山田(2019)ってなんだっけ!」ってなったりします。

そもそも卒論書く時点でリスト化しておけよ、という話でもあるんですが、卒論内で書いたか書かなかったかは結構混乱するんですよね。文献って似たようなものが多いしね。

謝辞はお世話になった人に感謝を伝えられる場所がここなので、ちゃんと書いたほうがいいです。これ「カッコつけて後回しにしよ」と思いがちですが、時間がなくなって誤字ったり、大事なあの人を書くのを忘れたりします。これは地味にあとで響きます。

卒論書いてて「考察が進まない、、ぐぬぬぬ」と思ったらやっておきましょう。精神安定に繋がります。

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③締切ギリギリに提出するつもりスケジュール

卒論修論の締め切りをナメてる人、結構多いのですが、1秒でも遅れたら受け付けてくれないみたいな世界のものが多いです。提出先の教室についたら目の前でドア締められたりとかね。基本特例はないです。(もしくはなんか余計なものを提出して受け付けてもらえる「かも」しれない場合がある)

ちなみに今卒論を見ている大学は、大学内のネットワーク内に、データで提出です。インターネットに接続された状態で提出するのはギリギリでいけそうですが、提出直前は同じような考えの人がゴロゴロいるので、インターネットがつながらず提出できない、ということが起こります。

そういう状況も踏まえてスケジュールは見直しておきましょうね。

所属のゼミによっては、ゼミ内締め切りがある学生さんもいるみたいですが、それってめっちゃ親切ですよ。最後の最後見てもらって、あとは余裕を持って提出すればOKという状態に先生がしてくださっているんです。

卒業できたら先生に感謝し、OB・OGに貢献しような。

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④製本スケジュールを入れない

上記に関係しますが、卒論には「製本」のスケジュールをがあることを意外とみんな忘れがちです。データ提出のところもあると思いますが、あとから製本したやつを出してね、という大学は結構あります。

文章のフォーマットを大学規定にするのはもちろんのこと、製本はこういう形じゃないと受け付けません、というものは結構あります。

で、提出締め切りギリギリまで卒論書いて、簡易製本を大学内でしようとしたら長蛇の列で…とかも結構あります。

また、キンコーズなどで製本を出す場合、卒論・修論の中身は印刷し、それをキンコーズに持っていって、店舗で表紙の紙を選ぶ、みたいな流れに大体なります。製本が1部じゃなくて2部以上だと印刷した紙を何百枚と運ばないといけないわけです。しかもそれなりのきれいな紙の状態で。ついたらグシャグシャになるってこともありうる。

ちなみにキンコーズで中身まで印刷したらもっとお金かかるから、大学の印刷とかコピーカードとかで印刷しておくべし。

もちろん、キンコーズに出したらすぐ製本してもらえるということでもないし、店舗によっては混み合っているので予定通り進まない可能性もあります。24時間受け付けてくれない店舗もある。

大学のフォーマット、ルールを今確認し、思ったより早くスケジューリングしようね。

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⑤提出「ルール」を確認しない

これも後半パニック材料になりがちです。大学の窓口に直接製本したものを提出の場合もあれば、私がいた大学院は郵送で受付でした。「直接窓口だよね?」とか思っていたら実は郵送だった!やばい!製本と郵送の準備をすると!ああもう郵便局しまってる!ゆうゆう窓口あるとこに行かなきゃ!どこ!?!?(大パニック)ってなりかねません。

また、要旨を同封するのか否か、要旨だけインターネットで提出?とかいろいろ大学によって違います。(要旨も大学によって書く・書かないあると思うけどわからない学生さんは今すぐ調べなさい)

ちなみに私の同期で分厚い修論の子がいましたが彼女はゆうパック(箱)で送っていましたね。幸い余裕をもって提出してたけど、封筒に入るやろ、とたかをくくっていたら多分焦っていたことになるので、こういうイレギュラーも想定しましょうね。

インターネット提出の人は、提出したあとに製本したのを後日出してね、みたいなのもあるんで、そういう提出ルールもチェックしましょう。

インターネット提出の人は時間も確認し、前日には提出する前提で動き、その後必要なものがあるかを確認しておきましょう。

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結構他にも「そもそもやったらいかんこと」というのがたくさんあります。コピペはもちろんのこと、データはクラウドやUSBなどに複数箇所で保存、風邪やインフルエンザにかかること、とかまああるんですが、それはもう当たり前の前提かなと。

最後に、中原先生のツイートを貼り付けて終わります。

「これもやらないほうがいいよ」というモノありましたら、諸先生方教えていただけたらTwitterで教えて下さい。この記事に追加していきたいと思います。

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山田小百合
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