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不自然な生きづらさ

「これは私なのだけど、これは私ではない。」
いや、それも含めて私なのだけど、

こういう言葉では言いようのない
私であって、私でない感覚。

人と会って、ドッド疲れたり、
一人は寂しいのに、一人時間がないと苦しかったり、
社交的で明るいと言われるのに
家ではひとり、物音も立てないように引きこもる矛盾さ。

感覚的だけでもなく
思考的だけでも構成されていない。

この、なんとも言いようのない
不自然な生きづらさはジワジワと
私を長く苦しめてきた。

苦しめると言っても
全然幸せに見えるし
全然なんでもできているように見えるし
全然行動的に見えて
全然、問題を抱えているようには見られないため
この状態をよしとする手もあったのだが
できない苦しさが常に隣り合わせにいて
だから、自然体で幸せの反対にある
不自然な幸せで生きてきたと言っても過言ではない。

いい感じに収まって生きて来れたけど
ただの生きづらさとは違って
不自然な生きづらさだから厄介だ。

これを読むあなたにこのワードが伝わったら嬉しいけれど
なんとも、ちりつもで積もっていく不自然さは
自分をさらに不自然に罪重ねていく。

だから、自然な私を積み重ねる生き方に
40歳で生き直すことに決めたという話です。

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