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果たして安倍元総理は統一教会トップ韓鶴子氏を礼賛したのか!?
山上徹也被告が安倍元総理を狙う動機になったという国連NGO団体、UPFへの安倍元総理のビデオメッセージ
このビデオメッセージが流れた直後に鈴木エイト氏はセンセーショナルな見出しとともに怒涛の数の記事やポストを発信しています。以下はそのほんの一部です。
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「UPFを褒め称えた安倍晋三元首相」
「韓鶴子総裁を絶賛」
「恥ずべき日米の元首相が揃い踏み」
「韓鶴子に敬意表す」
「安倍晋三前首相の″統一教会詣で″」
「安倍晋三、統一教会との蜜月を笑顔がカミングアウト」
「韓鶴子総裁を称賛」
果たして安倍元総理は″統一教会詣で″をし、韓鶴子氏を絶賛・称賛したのか!?
これが安倍元総理がビデオメッセージで発した内容の全文です。
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この全文から安倍元総理が韓鶴子氏を絶賛・称賛したと言えるでしょうか。盟友、トランプ元大統領との付き合いからUPFへビデオメッセージを送った安倍元総理。全文からは生前の安倍元総理が繰り返し語っていた安倍元総理の「地球儀を俯瞰する外交」であることが分かります。
鈴木エイト氏が絶賛・称賛とする韓鶴子氏への発言箇所についても私には単に主催者への社交辞令にしか思えません。
鈴木エイト氏は、氏が執筆する『やや日刊カルト新聞』でも全文を記載せず、エイト氏の都合の良いところを意図的にキリトリし読者を誤解させる発信を行っています。
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鈴木エイト氏は「安倍元総理のUPFへのビデオメッセージはエイト氏のX・『やや日刊カルト新聞』以外の媒体でも報道され問題になった」と主張しています。しかし報道したのは『しんぶん赤旗』『週刊ボスト』『FRIDAY』『実話BUNKA超タブー』の4媒体のみです。その4媒体も『実話BUNKA超タブー』はエイト氏が記事を書いたもので、その他の3媒体もエイト氏の全面協力、エイト氏のコメントで構成されています。2009年のコンプライアンス宣言後、問題のなかった統一教会を執拗に問題視していたジャーナリストがエイト氏だけであったことが分かります。
山上徹也被告がエイト氏のX・『やや日刊カルト新聞』の熱心な読者で、エイト氏の偏向された情報によって山上被告が誤認してしまったことが非常に残念です。
当時、エイト氏のXについたリプです。
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山上被告だけでなくエイト氏が誤認させた人は多くいるようです。世間に流れる「安倍元総理には何をやってもいいんだ」というアベガーの空気。山上被告を凶行に走らせた流れの一端がみえてきます。
安倍元総理が″統一教会詣で″をし、韓鶴子氏を絶賛・称賛した事実がないのと同じく、私が青線を引いた箇所についても鈴木エイト氏は誤認しています。エイトは何度も「リモート参加」「リモート出演」「リモート登壇」と記載しています。しかし、実際は事前に収録されたビデオメッセージが流れたのであり「リモート」でも「登壇」した訳でもありません。
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以下の記載についても
これまで多くの傍証によって教団との関係が取り沙汰されてきた安倍前首相だが、公の場で統一教会との関係が明らかとなったのは今回が初めてだ。
安倍元総理がビデオメッセージを送ったのは世界の150箇所に支部を置く、宗教活動は一切していない国連NGO団体のUPFで、UPFには2006年にも安倍元総理は官房長官名で祝電を送っています。鈴木エイト氏が功名稼ぎで「安倍前首相だが、公の場で統一教会との関係が明らかとなったのは今回が初めてだ」と主張するのは矛盾しておりナンセンスです。
第2次安倍政権から菅政権へと受け継がれた統一教会との歪な共存関係、菅義偉首相の退陣に伴い関係に変化が訪れるか注目していたが、キングメーカー安倍晋三が前面に出てきたことでその緊密な関係性はより深まると見てよいだろう。
全くもって根拠のない憶測ですね。しかし、このような鈴木エイト氏の妄想記事が山上徹也被告に影響を与え、安倍元総理暗殺という重大事件へと繋がったのです。