九月の東京
肌寒さを感じるようになった
北の地から
猛暑の東京へ
ぶらりぶらりと一泊二日
上野の東洋館で
考古遺物を見て
古代の人たちの手から生み出された
生活用品、弔いの品々
祈りの彫刻に圧倒され
生と死が繋がっていた暮らしを
垣間見た
二日目
暑さから逃れようと
銀座松屋さんで開催中の
手仕事直売所へ
作り手さんたちの
暮らしの背景が滲む
様々な作品から
丁寧に
生きていくことの
美しさを
いただいた
先人たちから
続いてきたものは
きっと
流れてしまいそうになる
植物や石や星たちの
声をきくこと
なのかもな。
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