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片付けしようと本気で思ったきっかけ
こんにちは、O型的ざっくり整理収納術! 整理収納アドバイザー Sayoです。
私は今のアパートに住み始めて10年過ぎました。
もともとは、結婚してすぐに家を購入するための準備するための仮住まい。
という位置づけだったので、入居してからも一人暮らしで使っていた冷蔵庫や洗濯機をそのまま使って、さっさと退去するつもりだったので退去するタイミングで電化製品も処分して引っ越し業者も大して大げさはことになることなく済ませるつもりでした。
最初のころはお互い共働きということもあったせいか、家の中を快適にしたり、家事をコツコツとこなすことに価値を見出せず何も暮らしに工夫をしていなかったと思います。
子供がうまれてからも、そう。
それなりに工夫はしているんだけど 心の中で 仮住まいだから適当でいいや……という心ここにあらずって感じ。
だた、家が欲しいし、さっさとローンを組んで今後の金銭的な面でも見通しをたてたいし、暮らしに工夫することは家を建ててからの話と思っていて、家を購入するために展示場にいったり、夫にブチブチいったり、何なら私から勝手に仮契約を進めてみたり、週末にはバンバン見学の予約をいれまくっていました。
そんな感じで、一方的な私の物欲にふるまわされて夫は、だんだん嫌気が指してきて
「ぼく、家が欲しい物欲、これっぽっちもないんだよね……そもそも限られた空間でもっと快適にしようとか工夫してる?家という箱ものの問題ではなくて、どう暮らしやすくするかということ取り組んでもないのにと、ぼくは思う」
という一言。
夫婦のベクトルもそろわないし、これ以上家に対して取り組むことは意味がないことだな、と思いこれを機にやめました。
でもね、この夫の一言でなんだか心グサリきました。
たしかに、私は物欲ばかりで、暮らしをもっとよくしようとか、空間に対しての工夫を一切やってなかったな……って。
もし、この何も工夫していない状態で、家を購入してもそれから工夫して本当に素敵な暮らしが待っているのだろうか……それは違うと思います。
きっと、その状態で家を建てていたら、中はぐちゃぐちゃで夫婦の仲も悪くて、アパート時代よりもっとつまらない生活がまっていたと思います。
誰かのせいで家が建てれなかった
ではなくて、
自分が空間に対する工夫や努力を怠っていたからなるべくしてアパート生活になった
が正しいとも思います。
そう気づいて、私は整理収納アドバイザーの資格を取ることを決めて、空間を快適にする理論を学んで実践しようと決意しました。
それが私が片付けに目覚めたきっかけです。