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「どうして取って置いたのですか?」回顧その2
「どうして取って置いたんですか?やっぱり、初めからワクチンについて疑問に思っていたから?」
私は接種券に接種後のロットが書かれたシールが貼られたものと、その時渡された注意事項の紙を残してあります。それから、その後に届いた接種希望の調査票、接種券なども。
で、冒頭の質問を受けて、咄嗟に答えられなかったんですね。
この質問で、思考を書き残しておきたい事はいくつかあります。
なぜ、残しておこうと思ったのか?
ワクチンについて、どう思っていたのか?
どうして射つのをやめたのか?
今はどう思っているのか?
ワクチンは危険だって知っていたのか?
接種が始まるとなった頃の報道がどうだったか、あまりはっきりと覚えてはいないのですが、「新しい技術である」「パンデミックの切り札」みたいな論調ではなかったでしょうか。そして、反対して過激な行動をする人たちがいる事も併せて報道されていました。反対する教授たちの会見も報道されていたのを見たと思います。
私はこれまで普通にワクチンを射ってきました。インフルエンザのワクチンは助成があったので毎年、助成がなくなっても子どもと一緒に射ちつづけていました。子どものワクチンも、定期接種以外の任意接種のものもなるべく射てるように、自治体が作ってた接種カレンダーを保健師さんと一緒に埋めて予定を立てて。
そういうのも反対して射たない人たちがいるのは知っていました。ワクチンには水銀が含まれているから良くない、など。でも、そんなリスクがあるような量を入れていては問題だし、ワクチンで健康被害に遭った人に会ったこともなく説明にあるパーセンテージも低い、かかった時の合併症や難聴など一生残る後遺症の事を考えると「予防」できるなら接種しておいた方が「子どものため」になると、ちゃんとリスクも調べた上で選んでいると思っていました。インフルエンザワクチンも、亡くなってる人がいる事は知っていて、罹らないようになるのではなく「重症化予防」と言われていることも知っていました。自治体の定期接種の案内には、副作用が起きることがあることや健康被害救済制度についても書かれています。
なぜか、ワクチンには「自分は大丈夫だろう」と思い、感染には「重症化するかも」と思うという偏重した判断をしていました。
その理由は、おそらく承認されるのにも十分研究され、安全に製造されているだろうという製薬会社(製造業)への信頼、また、薬剤を許可する行政への信頼があったのだろうと思います。制御できない自然よりも、人為的に制御されている方が安全だと。
そんな中、コロナワクチンに反対するあまりデモしたり接種会場に乗り込んで暴れて逮捕されたりする人がいるというニュースを見て、ちょっと過激過ぎて引かれるから伝えたいなら逮捕されないやり方で聞いてもらえるようにした方がいいのに、と思っていました。
危険だと知っていたかどうかといえば知っていたけれど、ふれた事はあるけどそれが自分に関係あるという切実さはない、という程度だったかなと思います。
なぜ、取っておいたのか。
元々割と残してる方だったのは大きいと思います。捨てるのが苦手で整理整頓も苦手なので、溜めておいて何年か使わなかったら捨てる、みたいなタイプ。
そのうち健康関係は検査結果だけまとめて残しておこうかな、みたいな感じで人間ドックの結果を何年か分揃えて綴じていたりした頃でした。
新しい技術のワクチン。どっちかといえば何かあったらというよりは記念に残しておこうという感じが強かったかも。もちろん何かあった時にロットナンバーがわかるようにとは考えていましたが。その証拠に、最初の案内とかは捨ててしまっています。別に体調が悪くなることはなかったので。ワクチンの説明と射ったあとの注意事項の紙、それと接種券だけ残しています。いろんな血液検査とか聴力検査とかの結果時系列で綴じてある中に、健康イベントのひとつとしていつか振り返る必要が出てくるかも知れないもの。そんな位置付けかなぁ。
射つのをやめたのは
まず、その頃新しくTwitterを始めていました。それが検索ツールになる、みたいな情報番組での紹介を見て、調べ物にも使えるのか〜、と思っていました。
それから、子どもにもワクチンが射てるようになると言われ始めました。
逮捕されて前科者になっても他の人が射つのを止めたいと思う人がいるワクチン。自分は、みんな射つものだしコロナにならないために、そして過激なまでに反対してる人もいるけどワクチンの副作用なんてインフルエンザくらいの射ったところが多少痒いくらいで特に大丈夫でしょ、と思って射ちました。(実際2回とも直後にはなんともなく。親族では怠くて1週間寝込んだ人がいるくらい)
でも子どもも射ってと言われて、そんな反対してる人がいるのはどうしてなのかちゃんと調べようと思いました。
なんて検索ワードを入れたのかわからないですが、ワクチンがどういう仕組みで働くのか説明してくれるアカウントとか出てきて、片っ端から読みました。反対してる人たち(慎重に考えようと言っているけれどみんな“反ワクチン”とされていた)の主張は、納得のいくものでした。
多分最初は、スパイクタンパク質自体に毒性があるので、感染するよりもたくさん作られるワクチンは有害なのでは?とか、その大量のスパイクタンパク質を作るため、そしてスパイクタンパク質発現細胞をやっつける免疫細胞を作る事に栄養が使われてしまって栄養が足りずいろんな不調に繋がるのでは?とか、スパイクタンパク質発現細胞が自己免疫によって排除されるので自己免疫性疾患が増えるのでは?とかの理解まででしたが、どう頑張っても機序そのものがダメなんだなと思いました。
という事で、子どもの接種案内が手元に届く頃にはコロナワクチンは射ってはいけないものだと考えていました。
でも、周りにはやっぱり「“ワクチン”なんだから射つものでしょ」というような人ばかりで「反ワクw陰謀論者ww」といってバカ笑いするような雰囲気。子どもの接種券は射ちにいけと言われないように仕舞い込みました。(結果残ってる)
今はどう思ってる?
今は、最初に機序の説明を聞いて考えたことはやっぱり合ってて、それに追加してmRNAワクチンは遺伝子治療とか、超過死亡が増えつづけているとか、マウスに100%心筋炎を起こせるとか、なんか色々出てきてるかなぁと。
自分自身の副作用は、2回目の後10ヶ月くらいにちょっとしたことで動悸息切れがほんとに酷くなったこと。一応心電図は取ったけど、異常は見られず。心筋炎を調べる検査項目があるって知らなくて、私は心筋炎の可能性を考えてたけどそれをやってもらうところまでは行かなかったです。
そのあとは多分2ヶ月かそこらで気にならなくなったから、もう一度病院に行って検査とかはしてないまま。病院そのものにあまり行かなくなったし。
なんだろうな、感染のたびに目に見えない影響が起きてて後遺症で体が劣化していく、だから怖いって言ってる人たちいるでしょ。それはワクチンで劣化の原因であるスパイクタンパク質がどこでどれだけ作りつづけられるのかわからないことより怖いのかな?血中に入れても感染するのは鼻の粘膜とかだからそもそも予防接種は感染予防できないとかって話もあるし。
免疫がつけば次から速やかに排除されるのに、抗ウイルス薬使って免疫つけないでずっと“新型”のままにしとくのは1日くらい熱がある期間が長いことより怖くないのかな。そりゃ熱があるのは体はつらいことだけど。次も何日か寝込むか熱なく過ごせるかどっちの可能性を上げるかって事考えたらちょくちょくウイルスに暴露して排除して免疫を強化してある方が安心で健康的だという結論。
これは反サロにも通じるものがあるんだけど、その劣化は『老化』でしょう?歳とったらできないことが増えていってそのうち死ぬんだよ。
あとなんか書こうと思ったけど過激かなと思ってやっぱり消した事があるけどまた気が向いたら追記するかも。でも長くなってきて振り返りにくいからこれくらいでやめておこうかな。