病院船のパブコメ
災害時等における船舶を活用した医療提供体制の整備の推進に関する計画(案)に関する意見募集
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060810163&Mode=0
病院船のパブコメ
2025年1月20日23時59分締切
ちょっとまとまらないけど、案にも書いてある通りどう考えても課題は多くわざわざ法整備する必要性を感じない。
提出意見
「感染症対応にあたり病院船の方が陸上の医療機関よりも優れているという点は見いだせず」と報告されている中わざわざ感染症対応として法に規定する事はなく、削除すべき。ダイヤモンドプリンセス号では空調システムが客室への給気の70%が別の客室などから排出された空気を循環させたものだったと報道されており(ビル空調で空気循環、ウイルス拡散リスク クルーズ船も https://www.asahi.com/sp/articles/ASN7V65SPN7VUTIL013.html)換気が十分ではなかった可能性がある。「2020年2月、ダイヤモンド・プリンセス号の限界」(https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/takayama/202407/585139.html)という記事には『客室間の空気感染を防止するため、2月5日から空気循環を止めていたこともあり、窓の少ない船内の換気は悪かった。しかも、動線は狭く入り組んでいる。さらに、船は生活排水の放出や真水の精製のため、数日おきに外洋に出て半日航海しなければならない。その間は携帯電話すらつながらない状態となる。海上保安庁のヘリポート付き巡視船が並走して緊急対応に備えているらしいが、こんな綱渡りの対応で持ちこたえられるだろうか?』との記載があり、病院船という発想が非常に課題の多いものである事が伺える。災害時の病院機能の拡張にしても、空気感染対策や衛生維持の問題など考えると陸上の病院より孤立感を深め感染症の蔓延を起こす可能性があると言えるのではないだろうか。車やヘリの他の輸送手段のひとつ程度ならまだ可能性はあるかも知れないが、船を病院として成立させる事には疑問がある。法に規定するのは時期尚早であり廃案にすべき。