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思い出し笑い

今年観たドラマで、『アンメット』がものすごく自分の中に残ったので検索していたら、出演者の若葉竜也さんの言葉にとても惹かれた(以下フジテレビWEB引用)

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『アンメット』の魅力というのを、簡単には言えないのですが…。僕は、“思い出し笑い”がすごく好きで、今目指しているものは、そういったもののような気がします。“思い出し笑い”って、そのときは何となく聞いていただけなのに、あとで思い出して笑ってしまうっていう、いわば記憶に焼きついた衝動で、それが好きなんですよね。つまり、『アンメット』もいつか思い出してもらえるような作品になればいいなと。今の世の中、瞬間的におもしろいものはたくさんあるけれど、思い出してもらえるものって、おそらく数はそんなに多くないと思うんです。10年後でも20年後でもいい、何なら『アンメット』っていう作品名を覚えていなくてもいいので、「こんなドラマがあったな」「こんなセリフがあったな」って思い出して、それが誰かのお守りみたいになったら…。そんなドラマになったらいいなと思います。
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記憶に焼きついた音楽や本や、絵、写真、映画、ドラマは、多かれ少なかれその人の生き方や表現するものの中に反映される。

たぶん私は人一倍影響を受ける人種なので、今でも思い出したり聴き直したりすると、その時のワクワクと、匂いと、そこに関わってきた人を(ほろ苦さも合わせて)思い出す。そしてニヤける。私も「思い出し笑い」大好きな方。
焼きついていた記憶と事実との誤差さえも愛おしい。

インタビューのような想いを持った若葉さんはじめ役者さんや多くのスタッフが共に作り上げたドラマ。もうね、台詞暗記できるぐらいリピートして観てる。ほんとに素晴らしい作品。
10年後、20年後もニヤニヤして思い出したい。
そして私もそういうものを残したい。

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