私を支えたのはいつでもNavy SEALs訓練学校だったって話

いきなり何の話すんだ、って感じですが、たまには恋愛以外も話そうと思います。

皆さんは、Navy SEALsを知っていますか。多分、名前くらいは聞いたことあると思いますが、アメリカ海軍の特殊部隊です。

海軍といっても、海だけではなく、SEALsという名称が、
SEがSEA(海)、AがAIR(空)、LがLAND(陸)と、陸海空のアルファベットの頭文字から成り立つように、彼らはどこでも無敵です。

ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争の最前線を戦ったのも彼ら、そしてウサマビンラディンを殺害したのも彼らです。
彼らが、アメリカの軍隊の中でトップだと言うことは分かるでしょう。

私はこのNavy SEALsよりも、その訓練学校が好きなんです。

私がその動画に出会ったのは、去年の冬。大学の実習が半年間毎日続いていて、私は人間なのか、どうなのか、よく分からなくなっていました。
気分転換に、元々ドキュメンタリー番組が好きな私は、その関連動画に出てきた

「Navy SEALs 訓練学校」を何気なくタッチしました。

Navy SEALs訓練学校は、Navy SEALsになりたい人たちが行く場所ですが、まず初日の訓練の時点で、生徒がゴリゴリすぎる。体が出来上がってて「え?」って大抵なります。

それもそのはず、まず18-29歳の米国男性なら志願できるため、既に軍人として働いている人がキャリアアップのために入校したりもします。

だからこそ、もはやそこは鍛えに鍛えられた男たちが、更なる高みを目指して志願した場所なのです。
しかし、そんな場所であっても訓練の内容は、腹筋、腕立て伏せ、海岸を走る、海を泳ぐ、などと想像していたより単調なイメージを抱きます。

そして、これらの訓練を6ヶ月間続ける。

これ以外にも、

夜中に冷たい水に沈められながら耐える
めちゃくちゃ重い丸太を持って耐える
走り続けて眠気に耐える

など、ちょっと意味分かんないなって事に対しても、ただ、耐えます。

これらの訓練に耐えて、Navy SEALsになったウィリンク氏はこのように話しています。

「『疲れたと感じ始めたら、呼吸を落ち着かせて、心をリラックスさせろ』とは言ってくれない。ただ『嫌ならやめろ』と言われる。多くの人はやめる。だが、残る人もいる」

そして、こんなことも言っています。

「例えて言うなら、『そう、寒くて、びしょ濡れで、みじめになるが、やり続ける。以上』という感じ」

かっこいい。ただただかっこいい。

確かに、訓練生たちにも不満は出てくる。
しかし、それを上官に言った所で怒られるわけでもなく、こう言われるらしい。

「嫌ならやめろ」

自分で好きで始めた事だろ、誰も頼んでいないと。

私は、丸太を持って立ち続けろ、寝ないで走り続けろと言われたら

「それ効率悪いよ。しっかり休息をとることが、パフォーマンス上げることに繋がるから。てか、なんの意味あんのそれに?説明してから指示して欲しい。」

とか思ってしまうタイプなので、多分始めて15分で辞めてる。しかし、そんな訓練に、ただただ耐える彼らの姿は、みじめではなく、素敵なのだ。

そんな姿を見て以来、彼らの耐え続ける6ヶ月と私の6ヶ月どちらが楽かと考えたら、100%私の6ヶ月間だなと思えた。

実習先に行く坂道の足取りも軽くなった。そう、私が頑張る裏側に、頑張ってる彼らがいると思えばね。

誰も私が、Navy SEALs訓練学校を心の支えに生きていたとは思わないだろう。

極寒の海に沈められて上官の乗る車に体をつけて30秒だけ暖まったらまた海に行け。と言われている彼らを思えば私も頑張れる。だって私は、暖房も冷房も効く部屋にいるんだから。

だから何か辛いことがある方、どうぞYouTubeで検索してください。
そして、今やっていることに意味が感じられないって思う方、ただ耐えて続けるってこと自体に意味があります。素敵です。

先日私は、面接で趣味はなんですか?と聞かれて、Navy SEALs訓練学校の動画を見る事です。と答えてきました。
とりあえず受かったので、この趣味は社会的に受け入れられるものだと判断しました。

そして最後に、
私の男性のタイプは、ゴリゴリではなく、塩顔で細身です。彼らと真反対。
だからこそ、私が彼らに惹かれるのは見た目ではなく、中身だと言っておきたい。

早く塩顔と恋がしたいな。  



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