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たまには素直に。

こんばんは🌙
9期生のあやかです🩰

決勝まで、あと5日。

本番が遠くて掴めない存在のような、でも焦るような、そんな日々です。

前回のnoteでは大好きなハロプロについて語りました。自分について語るのが気恥ずかしくて、正直逃げました!

今回はもう少し等身大の自分について書きます📝

夏決勝のセットリストの三曲を中心に、過去の大会のエピソードをお話して、大会に込めている想いを伝えられたら、と思います。

一曲目
「ボイジャー」私立恵比寿中学


私にとって、1番の課題はこの曲かなと。

実は、初めて出た大会、UNIDOL 2021 Freshの時から、私にはずっと課題があり、

明るくまっすぐな曲をパフォーマンスするのが苦手です…(笑)

珍しいよね〜😵‍💫

少し、3年前の9期のFreshのエピソードをお話しさせてください。

一番印象的なのは、6期の先輩方や、OGの先輩方が練習を見にきてくださっていた時のことです。

Freshのセトリは、
WINGS・初恋サンライズ・トゥモロー最強説
の三曲。

先輩にアドバイスをいただくために、一曲ずつ披露しました。

WINGSと初恋サンライズは、いいねと褒めていただけて、とても嬉しかったのを覚えています🪽

WINGSは習っていたダンスを活かせる部分が多く、ハロプロは好きだったから少し解像度が高かったんだと思います。

でも、三曲目のトゥモロー最強説を踊る時は、どうしても笑えず、

「あやかちゃん、1.2曲目はすごくいいのに、3曲目はどうしたの〜😹」
と、先輩方を心配させてしまいました。

踊り終わった瞬間、
「トゥモローが好きじゃなくて😭😭😭笑えないです😭😭😭」
と、先輩の前でわんわん泣き始めたことを、今でも鮮明に覚えています…。

(発言も幼いし、曲に失礼だし、全てが恥ずかしい…3年前なのでお許しを…🥲笑)


理由としては、底抜けに明るい歌詞が私にはまぶしかった…!

この時は、曲に対して、
「なんで理由がないのに、明日はいい日になるって断言して笑えるんだろう。そんなふうに思ったこと人生で一度もない。」とくだらないことを考え続け、曲を聴くたびに辛かったです。

それに、他の9期5人のパフォーマンスが本当に良かった。

だから、絶対にみんなの笑顔を越えられないし、どうしたら自分が三曲目にいる価値を出せるのか、役割が見えませんでした。

お気付きかと思いますが、
昔から私は些細なことを考えすぎる性格らしく、

「2歳の頃から気難しい性格だった」
と母にもいつも言われています🫠

自覚はないけど、気難しいらしい!!!

そんな私に、先輩方から、

全員が全力で笑っている必要はない。それは他の得意な人に任せればいい。あやかちゃんの1.2曲目は本当に素敵だから、3曲目は他の人に譲ってあげてる!くらいの強気なマインドでいいし、1人くらい冷静な人がいてもいいんだよ。」

とアドバイスをいただいて。
自分には全く無かった新しい視点で、少し気持ちが楽になりました🥲

さよモラの先輩方は本当に視野が広くて尊敬する存在だと、書きながら改めて感じました。

とても感謝しているし、
今でも大切にしている言葉です。

「あ、笑えないかも…」と立ち止まってしまった時は、この言葉を思い出すようにしています。

そんな思いで、3年間、課題である「明るい曲」に向き合ってきたのですが、少しずつ自分なりの答えが、見えてきた気がします。

そんなこんなで、今回の大会では、最新版の私で、私なりのボイジャーを表現したいので、見守ってくれたら嬉しいです!

少しネガティブなお話をしてしまいましたが、私はさよモラが踊るえびちゅうがすごく素敵だと思います。

特に、歌割り!本家のメンバーの特徴が消化されていて、リスペクトが伝わってきます。
それは昔の大会からずっと!

なので、曲を沢山予習してもらえたら、さよモラの歌割りの良さを、2倍3倍感じられると思う!
大会までに、沢山見て聴いてほしいです🎧


二曲目
「トウキョウ・ブラー」Juice=Juice

さよモラの二曲目は、ハロプロが多いですよね!

ハロプロ好きで私を認識してくれている方も多いと思います。

ハロプロが好きな理由は数え切れませんが、そのひとつにパフォーマンス理念があります。

ハロプロのパフォーマンスは、常に冷静で。
気持ちや雰囲気でも魅せつつ、それだけじゃなくて、首や髪の使い方、指先の美しさ、音の取り方…技術で理論的に魅せています。

そういう女の子って最高にカッコいい!

まだまだ自分はカッコよく踊れるわけではないですが、「冷静に魅せる」は私のパフォーマンス理念のひとつにもなっています。

そんなハロプロは、少しさよモラの在り方にも通ずる部分があるのかなと思います。

さよモラの大会曲は、分かりやすく勝ちたいです!!って伝わる情熱的な雰囲気のものは少ないけれど、その分得意な分野を着実に物にすることで魅せるという意味合いが強いです。

そういう、ある意味ステージに対して冷静なところがハロプロと通じるのかな、と烏滸がましいけど思っていて、ハロプロをさよモラに投影している部分です。

ところで、今回踊るトウキョウ・ブラーについては、歌詞解釈でnote一本書けるくらい、歌詞が好きです。

でも語りすぎるわけにはいかないので、お気に入りのフレーズ二選を置いておきます🚗

「奪うハンドル 眠れない恋の 助手席を降りて」

↑主導権を奪う、強いヒロインが好き

「心はとても鮮明よ 戻らない
でもねちょっと 涙の向こうに 滲む東京」

↑鮮明な心と、涙で滲んだ視界の対比が美しくも人間的で好き

三曲目
「詠み人知らずの青春歌」わーすた


わーすたは、さよモラの大会でも沢山踊ってきた曲で、大切なアイドルのひとつです。

特に、詠み人知らずの青春歌は、6期の卒業コンサートで3人で披露していた曲で、思い入れがあります。

わーすた曲に対しては、2122冬予選で踊った「ハロー to the world」が最も記憶に鮮明です。

私は
「まだ何も知らない 私たちへ ハロー ハロー」
という曲のラストの三品瑠香さんの、大事な歌割りをもらっていました。

にもかかわらず、練習時は周りと違うニュアンスのダンスを踊ってしまう癖があり、沢山迷惑をかけていたと思います。

いつかの練習で、ハロー to the worldを踊っている最中に私が泣き始めて、雰囲気を壊してしまったことが、中でも一番記憶に残っています。

当時は家で練習する時も、この曲だけ涙が出てきて、その理由は今でもよくわかりません。

なんで泣いたのか自分でも分からないし、当然周りの人はもっと分からないから、解決不能だし、悪影響でしかない行為をしたと思います。

できるようにならなきゃ、と頭では分かっていたけど、ひたすら必死になるだけで、何も冷静に改善できない問題児でした。

そこに対する後悔は今でもとても色濃く、時々思い出して、情けなく申し訳ない気持ちになります。

そんな思いを抱えつつ、1年後の2223冬予選では、同じくわーすたさんの「空とサカナ」を踊ることになりました。

冬予選で、あの時と同じわーすた曲。
絶対に良い作品にしたい、という強い緊張感を持ちながら、空とサカナは曲責を担当しました。

そして、絶対に予選を一位通過したい、課題である審査員順位を上げたい、と大会メンバー全員が強く感じていた時期でもありました。

それまでの大会、一年生の頃はただついていくことに精一杯で、二年生の夏は予選に落ちたらどうしようという恐怖に支配されていて。

毎回もちろん全力を尽くしていたけど、ある意味消極的な頑張り方でした。

そういう意味で、2223冬予選は、一位通過という一歩上の段階を、積極的にチームの目標に設定できた初めての大会です。

一方で、この曲で予選を通過できなかったら、自分は一体どうすれば良いんだろう、という焦りや強迫感に近い気持ちもありました。

そして、取り憑かれたようにいろんなものを研究して、勝つ道を探して、空とサカナの空気感作りに取り組みました。

その時の私の行動は気持ち悪いくらい執念深かったと思います。そこで得た知識は今でもずっと生きていて、有意義な勉強時間だった気がする。

そうやって、大会メンバーひとりひとりが積極的に工夫を重ね、チームとして色々抜本的な改善を行ったのが、この大会だったと思います。

色々試行錯誤しましたが、目標の一位通過はできず、審査員順位は一位で総合二位通過という結果でした。

一位通過を逃して、とても悔しかったです。
しかし、今までさよモラの課題であった審査員順位で初めて一位を取ることができたのは、非常に大きな一歩でした。

さよモラとしても、私としても、ひとつの殻を破ってしがらみを抜けることができたのは、この2223冬予選かなと思います。

この大会で破った殻がなかったら、きっと今のさよモラの大会は、またセトリも方向性も大会結果も色々な結末が、違ったんじゃないのかなとすら思います。

そして、初めてさよモラの大会に貢献できた、と少しだけ自分を認められた大会でもありました。

だから、空とサカナが一番好きな大会曲です。

わーすた曲には、他にも言葉にしきれないような大会への思い入れが特に沢山詰まっています。

今回の詠み人知らずの青春歌は絶対に素晴らしいパフォーマンスがしたいと強く強く思います。

大切なアイドルの、大切な曲を、大切に踊ります。

おわりに


さよモラは「表舞台で見せるものが全て」という考え方のチームだから、大会のエピソードを話すか迷いました。

それに、私自身、考えていることを話すのは得意だけど、ありのままのできごとや、自分の素直な気持ちを適切に表現するのが得意なわけではないので、それを公開することに少しソワソワします。

でも、こういう様々な気持ちを込めているからこそ、大会を頑張れる部分もあるので、それが伝わっていたら嬉しいです。

そして、本当に今大会で優勝したいです。
今までで、一番優勝が近い気がします。

毎日、どうしたら優勝できるか、考えています。自分にできることはまだまだあるので、最後の1秒の瞬間まで、妥協せず頑張ります🔥

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