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[小児科医ママ] 小学校受験と、発達障害。
小児科医として、診察室でみてきた有名私立小のお子さんについて、以前書きました。
今回は、有名私立・国立小のお子さんと、発達の特性について。
最初にことわっておきますが、特定の小学校と、特定の発達特性とを結びつけるような意図は全くありません。
また医学的に他医師から診断されているお子さんもいれば、そうではなく、私が小児科医の私見として、お子さんの行動から判断した発達の特性もあります。
さらにプライバシーのため、一部の情報を変更しているケースもあります。
ひとつのコラムとしてご覧いただければ幸いです。
「発達が早い=良いこと」なのか?
こんなコラムをわざわざ書く理由の一つに
発達が早い=良いこと
という世論があまりにはびこっていることに、疑問を覚えるからです。
過去noteにも
「早く歩けること=良い発達ではないですよ」と書きました。
小学校受験においても、いわゆる「発達が早い」お子さんが合格するイメージがあると思います。
が、医学的な観点から見ると、発達が早いというだけではなく、
高機能自閉スペクトラム症(IQの高い自閉症、のイメージです)のお子さんも多々いるな、というイメージがあります。
この場合、小学校高学年や大人になってから、かなり苦労するケースもあります。
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