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いまの自分がいちばん好き

最近よく、今まで生きてきた中で、いまの自分がいちばん好きだなって思う。

フリーターだし、まだ夢も叶えていないし、時間もお金にも余裕があるわけではないし、何者になれていないんだけど…

アナウンサーと言う夢に向かって一歩ずつ前に進んでいる私、アイスホッケーを上手くなろうと夢中で頑張っている私、周りの人を大切にする私、そんな自分が
いまの私に自信をくれているんだと思う。


この前の日曜日、インラインホッケーに行った帰りの車でのこと。

Tさんが言った。
いまの自分が、今まで生きてきた中(50年間)で、いちばん好きかもしれない。歳をとって体力もなくなったし見た目も老いてきたけど、やりたいこと・好きなことをできているから。20代の頃に戻りたいなんて思わないもん。

Tさんとは、いつも送迎をしてくれる母と同世代の方である。その方は、私にアイスホッケーをするきっかけをくれて、会うと元気をもらう、とてもパワフルな方だ。Tさんは、40代後半から始めたアイスホッケーを7月で区切りをつけ、50代の今キックボクシングに挑戦している。

私はこの時、思った。

いまの自分がいちばん好きって言えるほど幸せなことはないんじゃないか。

そして、私もいまの自分がいちばん好きだなって。


 Tさんはアイスホッケーを始めるのに3年間悩んだって言っていた。この年齢(40代後半)からは絶対できないと思っていたという。でもある日、「今日がいちばん若い日。いま始めなかったら、老いていくばかりでもう一生できないかも」って思ったらしい。そして、アイスホッケーへの扉を開いた。

勇気を出して一歩だけ前に進むと、後はいろんな出会いができて、新たな道が生まれる。

まだ何者にもなれていない私だけど、いくつになっても、いまの自分がいちばん好きって言えるような人生を歩みたいなって強く思う。


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