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充足感〜アイスホッケーがくれたもの

 クリスマスの日、一人で過ごしたけれど、不思議とさびしくなかった。強がりでもなんでもなく、例年だとたぶん「彼氏ほしいな」「誰かと過ごしたいな」とか思っていたけれど。  朝ゆっくりめに起きて、シャワーを浴びて一日中すっぴんで過ごす。そして、ドラマを一気見して、インスタ見てアイスホッケーの情報を確認して、食べたいときに食べる。掃除したくなったら掃除する。そんな一日だった。クリスマスの日に何かしないといけない、誰かと一緒に過ごさないといけない、そんなふうにどこか感じていたところは

    • 【BOOK②】『同志少女よ、敵を撃て』を読んで

      第二次世界大戦の独ソ戦を舞台にした小説。 戦争の中で生きる人々の生き様はかなりハードなものだった。 一番印象に残っている人物は「サンドラ」。 ドイツ人狙撃手を愛したロシア人は敵か味方か。 村で一番優しかった「ミハイル」。軍隊という特殊な圧力の中で誇りを保とうとしていた者も最後はその組織に染まってしまう。 「何のために戦うのか」何度も問いかけてくる小説であった。

      • 【BOOK①】『傲慢と善良』を読んで

         帯の「恋愛だけでなくあらゆる悩みに答えてくれる物語」という文に惹かれ買った。 読み終わって率直に感じたのは、 傲慢だから悪い、善良だから良いってことはないんだと。 特に善良がゆえの弊害があることを知った。 主人公、架がストーカーの犯人探し中に会った花垣を見て感じたこと。 最後、架がどうして真実にプロボーズを申し込んだのかは正直腑に落ちなかった。 でも、真実が感じていた生きづらさみたいなのは自分も感じることがあった。 現代の生きづらさをリアルに描写してある本であった。

        • 42試験、あまり深く考えずにやってみた❕

          ある日の日曜日。 いつも通り弟とカフェに行き、喋りながら勉強している時だった。何気なく、42東京の1次試験を受けてみたらという話になった。 42東京とは、パリのエンジニア養成期間であり、完全無料でプログラミングが学べるところである。 保育士であり大学は文系だったこともあり、あまり最初は興味がなかったが、弟がはまっているものを少し見てみたくなった。 1次試験は、よく考えるものだった。最初は訳がわからずどうしようかと思ったが、やり始めてわかってくるとおもしろい。 試験時間2時

          人生、自分の価値基準で切り拓く

          最近、4月から正社員で働くことも決まり、一旦落ち着いた自分にホッとしていた。 しかしそれと同時に不安というか、安定思考に入りそうな自分が怖かった。 周りに結婚が近い人が多かったり、結婚していたり、どこか羨ましさを感じていた。私もこのまま保育士として働いて、誰かいい人と出会ったら、私もそっち側に行けるのかな。早く恋人を見つけないとな、そんな焦りを感じていた。 そんな時、同じ保育園で働くK先生(70歳代の優しい方)に言われた言葉ある。 私「早く結婚したいから彼氏も見つけないと

          人生、自分の価値基準で切り拓く

          いまの自分がいちばん好き

          最近よく、今まで生きてきた中で、いまの自分がいちばん好きだなって思う。 フリーターだし、まだ夢も叶えていないし、時間もお金にも余裕があるわけではないし、何者になれていないんだけど… アナウンサーと言う夢に向かって一歩ずつ前に進んでいる私、アイスホッケーを上手くなろうと夢中で頑張っている私、周りの人を大切にする私、そんな自分が いまの私に自信をくれているんだと思う。 この前の日曜日、インラインホッケーに行った帰りの車でのこと。 Tさんが言った。 「いまの自分が、今まで生

          いまの自分がいちばん好き