写真には写らない美しさときっちり写り込んだ間抜けさ
先日、サファリパークに行ってきた。ほぼ車内で完結できるこのエンターテイメント。このご時世、小さな子供のいる家族にはなかなか嬉しい。
サファリパークはもちろん楽しんだが、今回のイベント、私にはもう一つ、楽しみがあった。
息子のカメラデビューである。
3歳の覚束ない手つきの割にちゃんと撮れてるではないか!
シマウマのナイスアシストでなかなかの迫力写真!
爪先立ちしても車のダッシュボードから顔すらでない身長の彼が、揺れる車内で頑張って撮った写真。
写真の出来の良し悪しとかは最早どうでもよくて、どんな景色を見ていたのかを知れたこと、この景色と時間を共有できたこと、そして新しい楽しみを知ってくれたことが嬉しかった。甲本ヒロト大先生の仰っていた写真には映らない美しさってこれかって思った。違うか。
2020年3月20日は記念すべき日になった。
2020年3月20日。
サファリパークに行ったのは2020年3月20日である。
そう、お気づきの方もいると思うが、完全に日付が間違っている。
ちゃんと日時設定したはずだし、そもそも日付が写り込むようにしてなかったはずだが、息子にカメラを渡しっぱなしで、勝手にいじくりまわされ、それを放置した結果である。
迂闊だった。
いや、それもまた一興。
何事も楽しんだ者勝ちだという事もわかった。
自分の間抜けさも写り込んでしまったが、楽しみが増えてさらに次回のお出かけが楽しみになりました、というお話でした。
それにしても、それもまた一興ってとても便利なフレーズだな。