殴りたいだけ殴ればいい
このところ、息子が荒れている。日替わりで場所が変わる地雷があって、少しでも触れると大爆発。不機嫌になり、キーキー喚き散らす。突っ伏して泣く。
何がそんなに気に食わないのか、観察したり、本人に聞いてみたり、時にはモノで釣ってみたり、試行錯誤はしてみたが、まだまだ言葉も記憶もあやふやな3歳児。核心には迫りきれていない。
こんな時、親にしてやれることは何だろう?と考える。
休ませる?
うーん、一時しのぎだよね。
担任に相談する?
この前の個別面談でもあまりいい意見は出なかったし、期待薄…
転園しちゃう?
なくはないけど、今は時期尚早…
子供が最高の人生を歩めるように親ができることは環境を整えることくらいなのに、それすらほんのわずかなことしかできない事実を突きつけられる。
悩んだ挙句、私が行き着いた答えは、ただひたすら怒らずに付き合う、だった。
「どんなに荒くれても、私は君を見捨てない」
キレそうになるときもあるけれど、しっかりとこの気持ちを態度で示してみようと思う。世界一好きな男に私のひたむきな心を知ってもらういい機会だ。
気がすむまで、あたり散らかしなさい。
ということで、しばらく息子のサンドバッグになろうと思います、というお話でした。