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【心得編】断捨離を2年半続けて分かった、物とのうまい付き合い方
日々にもやもやを抱えながら、どうにか脱出の糸口を見出したくて断捨離をしてみたあの日から2年半。「断捨離は趣味の一つです!」と言えるくらい定期的に断捨離をしてきた。
▼初めて断捨離をした時の話
その都度物と向き合い、時には自分と向き合った結果、「物を持つ時にこれを心がけていると良いよなあ」という、物に対する心得を持てたので、その心得をまとめていく。
そんなお話。
物と付き合う上で大切にしている心得
物には鮮度がある、物は経年劣化する
「本や服、バッグなどは長い間に使えるから取っておいた方がいい」と私は思い込んでいた。
しかし、初めて断捨離した時に出てきた「大切にとっておいたが今は酸化して使えないブランド物の化粧品」「日に焼けて色褪せた、お気に入りだったはずの本」「毛玉だらけのニット」。
これらをみて、本や服、バッグなどの物も、食べ物のように当たり前に「鮮度」を持っているということ。食べ物よりは長い間購入時の状態を維持できるように見えても、時が経つと必ず劣化していくことを学んだ。
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物を持つにはスペースがいる、物を大事にするには時間がいる
本や服、バッグなどの色んな物を手放し、ついでに収納用の箱もいくつか手放したら、確実に部屋に余白が増えた。
つまり、物を持つとはそれだけのスペースを必要とすることと同じだ。
また物を長く使うためには、定期的に洗濯したり、きれいに保管したり、掃除したり、物に時間を使うことが必要になる。
物を持つこと、大切に長く使えるようメンテナンスすること自体に、私たちはコストを払っているのだと気づいた。
本当に必要な物の量は限られている
初めの断捨離で思いっきり服を30-40着、本を30-40冊手放し、その後も物を減らし続けた。今では毎週どこかの曜日に同じ服を着るし、靴は2足、お出かけ時のカバンは3つを使い回したりしている。
それで十分だった。十分すぎるくらいには事足りた。
だから、生活に必要な物の量は、実はとても限られているのだと知った。
本当に好きなものを日常で多く使えると、満足して物欲が減っていく
愛着を持つ物を日常で多く使うと、満足して、物欲が減っていく
断捨離をして物を減らすようになった分、今身の回りにあるのは普段使う愛着を持てるものが多い。新しく迎え入れる物も安易に惰性では買わず、丁寧に吟味しているので、日常から自分にしっくりと来るお気に入りを使えることが増えていった。
この状態にある程度満足できているのか、「他にもっとおしゃれなものが欲しい、もっと可愛い物が欲しい、もっと」などの欲が前よりなくなった。
冷蔵庫の食材を確認する様に、身の回りの物の状態を確認しよう
さっき家の冷蔵庫を開けたら、上から2段目の隅のほうに消費期限が3日ほど切れた納豆が1パックあった。このnoteを書いている最中だったこともあり、納豆を見て「部屋にある物たちは冷蔵庫にある食べ物の様だ」と感じた。
冷蔵庫に食べ物が所狭しと並んでいたら、どの食べ物がどこに置いてあるのか、いつまでに食べる必要があるのかを把握するのは難しくなる。
それと同じように、消費期限なのか何期限なのかはわからないけれど、身の回りの物も同じく鮮度を持っていて、気付かぬうちに劣化し続ける。
食べ物を料理する時間や体内に取り入れられる量に限りがあるように、物を使える時間も大切にできる量にも限りがある。
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だから「期限切れの食べ物たちを冷蔵庫に抱えていないか」と確認するように、引き続き定期的に「これは今自分に必要なのか?」と確認し、大切だと思った物だけを手元に残し、存分に使うことで大切にしていきたい。
さいごに:断捨離の良さを語る
先日、私が断捨離を好んでいることを知っている方から「断捨離をした結果生まれた、物を持つときのルールとかあるんですか?」と聞かれ、その場では何も答えられなかったものの、何かありそうだなあと思い、断捨離による気づきを振り返った一部がこのnoteです。(よりhow toに近いものは、近日中に別のnoteにします)
私は、完全に服を数着しか持たないような、誰もがイメージするミニマリストではないですが、断捨離を継続していて「今の自分には何が大切で、逆に何がそこまで大切ではないのか?」という今の自分の状態を、物を所有することを通して客観的に知れることが断捨離の良さであると思います。
また、ただ物を捨てたり手放すのではなく、物を残すのか捨てるのかという決断を1つ1つ積み重ね、上に書いたような物の性質を知り、今の自分にとっての物の最適量を見つけていけることも断捨離の良さの1つです。
このnoteを読んで下さった方の中で、断捨離や物の整理をしたことがない方がいたら、ぜひぜひ断捨離をしてみてください。
まずは本を10冊の本を6冊に、50着の服を45着にするところからでも。
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