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【ART】MoMAとMoMA PS1

MoMAのメンバーシップに入りました。

メンバーシップになると、$65で1年間入り放題なのです。
他にも
・MoMA PS1(ブルックリンにある別館)
・一回の入場につき2人まで友達を$5で招待可能
・会員だけの限定来館タイムあり
・入場の行列に並ばなくて良い
・Bookstore、MoMA Store割引
・作品や映画の会員先行&限定公開あり

という、アート好きにはスーパー元が取れるメンバーシップなのです。

MoMA大好きなので、自分への誕生日プレゼントとして入会。

早速12月26日に行ったら、平日だけどめちゃくちゃ混んでました。

モネの睡蓮は圧巻です。
MoMA何回も来ていますが、実際に観ると迫力が凄い。

こちらはピカソとダリ

作品集も持っているくらい大好きなマグリット。
MoMAはマグリット多めなので嬉しいです。

MoMAは作品数が多くて、何度来ても楽しい美術館です。常設展示だけではなく、企画展も面白い展示が多いです。
今回は、中国の再生可能資源を使った建築についての展示がやっていて、中国の最新技術を使った建築や資源そのものも見ることができました(撮影不可)

コロナ前は、作品を見るだけでなく中庭やカフェで勉強したり仕事したり、休憩したりする人も多かったのですが、コロナで封鎖されていました。
MoMAの中庭には彫刻の展示もあり、夏とかすごい気持ち良いと思います。


続いて、1月2日に美術館始めだ!ということでMoMA PS1にも行って来ました。

MoMA PS1は、クイーンズにあるMoMAの別館的な美術館で、キュレーションされた新進気鋭の若手アーティストの展示がメインです。
古い学校を改装して作った建物は、クイーンズぽくてカッコよく、人も少なめなのでオススメです。

MoMA PS1

有名な作品が常に展示されているというわけではなく、シーズンによってMoMAのキュレーター達が選んだアーティストや、テーマにそって集められた実験的作品、インスタレーションが多いです。

私が行った日は「GREATER NEW YORK」がテーマでした。

Samuel R. DelanyというNY出身のSF作家にインスパイアされた展示だそうです。

また、同時に開催していたのが「VEINTITRES」という、2021年春のパンデミック期に起きた移民のストライキについてのドキュメンタリー映画に関する展示。スパニッシュ系移民はベンダー(屋台)を経営している人が多く、その救済措置が行われないことに対してのハンガーストライキだそうです。

こういった現代アートだけでなく、時代を反映した作品の展示なども実施しているのがPS1です。広さ自体はMoMAほど大きくなくコンパクトです。

夏になると、この屋外スペースでイベントを開催したりしていて、過去にはdaft punk、Nosaj Thing、toro y moi、Lizzoがパフォーマンスしたことも。

パリのクラブシーンを描いた映画「EDEN」に登場するイベントの様子はMoMA PS1が使われています。(私はこの映画を観てPS1の存在を知りました。)

マンハッタン寄りのクイーンズにあって、隣にTrader Joe'sもあり、駅から近くて便利なので現代アートに興味がある人はぜひ。


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