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どう考えて、どう書いたのか?(前説1)

d47落語の中から10作の書き下ろしご当地落語脚本を集めた本です。

この本では、それぞれの落語に前説を書いています。その県を落語にするにあたってどう考え、どう書いたのか、ここがポイント…などというもの。落語会の時にはアフタートークで話す内容です。

本を作る時、落語脚本の本文はもちろん紙のゲラで校正しました。が、前説は後から追加した原稿だし、合計で10ページしかないから、PDFだけで校正しました。
ところが、上がってきた本を見て、
「文字が小さいっ!」
と驚いたのです。
PDFは拡大できるから気がつかなかったんですね。
「う~ん、デジタル時代の盲点!」

なので、ここで画像をUPしておきます。
拡大すれば、ぐっと読みやすくなります。
「おお、デジタル時代の恩恵!」

前説を読んでその落語に興味を持ったら、本を手に取ってどんな噺なのか読んでもらえると嬉しい。
まずは前半。5つほどUPします。

タイトルは歌舞伎の外題のつけ方のパロディで、気に入っている。
「関サバ」と「カメルーン」をつなぐキーワードの発見に、小躍りした。
東京は、場所をどこにするかでだいぶ悩んだ。
最初から、仕草をメインに考えて作った噺。
作る前に現地取材した唯一の噺ではないか?

残る後半5つは、(前説2)で。

お読みいただき、ありがとうございます。本にまとまらないアレコレを書いています。サポートしていただければ励みになるし、たぶん調子に乗って色々書くと思います! よろしくお願いします。