《長歌》また頬を赤く染めては
また頬を赤く染めては
時計へと見出す視線
ほぞを噛み探す居場所
もう何度組み立てたのか
多少はとどまれてるか
喉元を過ぎてく試練
ただそこで手をこまぬいた
結末を日々と呼ぶから
手に余るばかりの言葉
まだ麻痺を覆う瞳を
時計へと運んでる針
背に腹はかえられぬまま
身を入れた私はいつだ
過ごし方後悔だけで身に付くとでも
2022年7月11日-2022年10月31日
長歌+14行詩
各スタンザの始まり方と3行目にルールを設けました。
1: また、ほぞを噛む
2: もう、喉元過ぎれば熱さを忘れる
3: ただ、手に余る
4: まだ、背に腹はかえられぬ
機嫌を損ねる度に羞恥や気まずさを抱えて何も出来なくなるのは、とても勿体無い。
なので、私の成長を願いながら詩作することにしました。
これは、宇宙を知っていく為に自分を成長させようとする詩です。
その後、ロケットの打ち上げの報道を見る度に、
私はこの詩の印象に残っている部分を思い出しては、
うわああと頭の中をガランゴロンと何かが転がっていったり、
書くんじゃなかった……と後悔したりしなかったり。
違う意味で頬を染めた俳句は、この詩を書き始めたあとに詠みましたが、
詩が影響しているのかまでは覚えていません。