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「ちびっ子」次女の育児振り返り日記#4 妊活と不妊治療のはざま


1,650gで産まれた「ちびっ子」次女の育児を振り返っての記録です。

現在2歳半、まだまだ成長曲線には入らない「ちびっ子」さんです。

長女4歳、私が36歳の時に妊活をスタートしました。

二人目の妊娠を希望して、

通院を始めた近所のレディースクリニックでの振り返りです。

4年程前の出来事になります。



1クール目のタイミング法が終わり、

2クール目の受診が始まります。


先生の提案に動揺する心


まず受付で名前を書いて、基礎体温シートを提出します。

その後尿検査で呼ばれるまでに20分程度、

その後更に30分程度待ちます。

そして問診。

今回は、院長先生ではなく30代の女性医師でした。

「お薬は飲まれないですか?」と。

「特にお薬の話は聞いていなかったので」と私。

その先生は、お薬を使って治療をしていくことを強く勧められました。


私は少し混乱しました。

院長先生は薬の話は一度もしていません。

でも、今日の先生はお薬を強く進めている。

どうした方がいいのか。

私は自然派を自称していて、

風邪でもだいたい葛根湯を飲んで治します。

普段から薬を飲むということをしてこなかったので、

少し抵抗がありました。

何より、薬を使うということで、

妊活からシリアスな不妊治療へ

一気にステージが上がるように感じました。


「今度、院長先生にも相談してみます」と答えて終わりました。


また、次回行った時は院長先生でした。

「前回、別の先生からお薬を勧められたのですが」と聞いてみる。

「私は、お薬は使わなくていいと思っている。」と院長。

まだ、スタートしたばかりだし、このまま様子をみてみようとのこと。

私も、通院回数の多さは気になるものの、

薬を飲むということに抵抗感もあり、そのまま帰りました。


そして数回の通院後、2クール目が終わりましたが、

生理が来てリセットされました。


3クール目の通院が始まります。

前回2クールはどちらも周期が長かったので、

少し遅めに初回の受診をします。


そしてまた、数日後の診察になりました。


お迎えの時間の間に合わない


勤めていいる会社では、外部からの電話があります。

お客様や取引先の方の問い合わせの内容は、

簡単なものから複雑で難しいしいものまで多岐に渡ります。


通院がある日の17時に近づくと、

<どうか難しい案件の電話がありませんように>

と願っているのでした。

その日は緊張感を持って取った16時55分の電話の内容が複雑でした。

<あ~、しまった>

ややこしい電話を取ってしまったことを悔やんでも仕方ありません。

急いで調べ、先輩社員に確認しながらなんとか終わらせて、

ダッシュで電車に乗り込みます。


いつもより30分程遅れての到着。

受け付けを済ませるものの、このままでは保育園の時間に間に合わない。

そう思って、待ち時間を利用して保育園へ子供を迎えに行き、

自転車で猛スピードで病院へ戻る。


病院によっては、子供を連れてきてはいけないというところもあります。

もっとも不妊治療に力をいれている病院では、

そういうルールが多いのです。


確かに、子どもがいなくて治療に励んでいる方も多いでしょうし、

それが負担に感じることもあると思います。

なので私自身も、子どもは可能な限り連れていかないのが

マナーなのかなと感じています。

ただ、どうしても預けることが難しい場合もある。


その時に、それを理由に諦めるというのは悲しい。

二人目を望むことが高望みであるということではなく、

「子どもが欲しい」という気持ちには変わりはないはずだから。


このクリニックでは、特に子どもがNGというルールはありません。

若干の気まずさを感じながら、子どもと一緒に病院に戻る。

もちろん、待合室に一人も子供はいない。

すこし視線を感じながらも椅子に座る。

せめて、子供をおとなしくさせておかねばと思う。

幸い、初めての場所で緊張しているのか、

一言も発することなく座って待ってくれていました。


名前を呼ばれて、子どもと一緒に問診へ。

服を脱いでソファーのような椅子に座ったかと思ったら、

椅子が回転していくのを不思議そうに見ている。

<こんな姿見せたくなかった>

と思っても自分が連れてきたから仕方がない。


「ちょうど排卵したばかりですね。」と先生。

今回はいつもより早いタイミングで排卵していたようだ。


先生からの提案で初注射


ここで先生から提案があった。

「今から可能性を高めるために、ホルモンの注射をしましょう。」と。

少し迷ったが、せっかくいいタイミングなのであればと思い了承する。

しばらく待って別室に通される。

ベッドにうつぶせになると、おしりに注射針が。

<痛っ>って思ったけど、子どもが心配そうに見ている。

ここは平気そうな顔をして乗り切る。


今回は注射まで打ったのだ。

きっと妊娠しているに違いない。

そう思っていたのに、やっぱり生理が来てリセットされたのでした。


4クール目も結果が出ず、

だんだん、気持ちの余裕がなくなってくるのを感じていました。

やっぱり、お薬とか飲んだ方がいいのかな。

このままのんびりと妊活している場合ではないのかもしれない。

そう思って、他のクリニック情報を探すようになったのです。


次は病院を変えるところからを書きたいと思います。


これからも、マイペースにこれまでの育児を振り返ったり、

日々の育児のことを綴っていきたいと思います。

また、お付き合いいただけるとうれしいです。

お読み下さりありがとうございました。

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