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遠い記憶を頼りに話す~すべてはフィクションかもしれない~

この週末、6年振りくらいに地元の友だちにあった。

「同窓会、今年するらしいよ」
その連絡から、トントン拍子に会うことになった。

久しぶりに会ったけど、お互いに全然変わらない。ただ、変わったのは2人とも老眼がはじまったかもしれないということ。

思い出の記憶の欠片をなんとか引っ張り出すも、互いの記憶は交わらず…。一緒に通過していたはずの出来事も、はじめて聞いたかのような新鮮な気持ちになり、思い出話に耳を傾け懐かしんだ。

互いの記憶を補完し合って、当時の心境を語り合っているうちに記憶がいい感じに蘇ってくるんだから、人間ってすごいもんだ。えっへん。

曖昧な記憶だけど、わたしの中に残り続けているということは、確かだった。

「あの時ビデオとってたよね?」
と、盛り上がって、実家に確認するも、どうやらそれも記憶違いだったらしい…。
記憶とは…トホホ。

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