【番外その20 踏み出す勇気】

先月、ラグビースクールコーチ時代の教え子のお父さんが企画してくれた会。僕が3年間コーチとして担当した子達が高校卒業を迎え、そのお祝いと今年の1月に高校ラグビー全国大会で優勝した子のお祝いを兼ねて保護者の方々と一部教え子達が6年振りに集まった。
参加者は保護者の方々は20名を超え、教え子は3人。久々の再会となる方々が多く、盛り上がった。
今でもラグビーを続けている子達の近況は自然と耳に入ってくる。
しかしラグビーをやっていない子達の近況を知る機会はない。
中学でラグビーを辞めた子の保護者が夫婦で参加してくれた。
その子の近況を直接、お父さんお母さんから聞くことができた。
ラグビーを続けていようがいまいが教え子であることに変わりはない。
僕はラグビーをやっていない子達の近況もとても気になっていたので
その子の近況を知れて嬉しかった。
その子は多感な時期に学校でのある件の影響でしばし不登校になっていたようだ。
僕はその子がラグビースクール在籍時代、良く頑張っていたことを
良く覚えている。
当時の試合の動画のリンクを保存してあるので、その動画を見直し、その子の頑張っているポイントを挙げてお母さんへメールした。
そうすると、その子と一緒にその動画を観てくれた様だ。
その動画を観た後、その子は進路を確定させる為行動し、一歩踏み出したとのことだった。
僕はお母さんから来たメールに胸が熱くなった。
一歩踏み出した彼から勇気を貰った。
お母さんは僕に感謝を述べてくれたが、僕の方こそ連絡をくれたことに対して感謝を伝えた。
教え子と笑顔で再会できる日を励みに張り切って行こう♬

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?