#343 得られた成果

1日のオフを挟み、NZ式ラグビー・スクール6日目~8日目の3日間は午前中と午後共に練習が行われた。ニュージーランドでは1日に2回練習することはあまりない様だが、日本人対象としたプログラムにつき日本人向けに合わせて2部練習にした様だった。
練習内容は午前中はフィットネスを意識した走るメニュー中心で午後はフォワード&バックスのユニット毎の練習に重きをおいた。
9日目はいよいよ待望の試合となる。
7日目の午後はマリストクラブU19(19歳未満のチームでこのカテゴリーで昨年優勝。この年も優勝戦を控えており、有望選手が多数で構成)
とタックルなしのゲーム形式の練習が行われた。
さすがこのカテゴリーの昨年度優勝チームだけあって、スキルも高くスピードもあってかなり手強かった。我々の混成チームは一部社会人チームの選手が混じっていたが、統率が取れたマリストクラブU19に圧倒されてしまった。チーム練習最終日の8日目は前日の反省を踏まえ、緊張感ある練習となった。
試合当日の午前中はオフとなり、いよいよ午後、パクランガラグビーRFC  との試合が行われた。
僕は14番右ウィングとして出場。ホームステイ先のお母さんも試合を観に来てくれた。
フォワードには日本の伊勢丹でプレーしていて短期留学でニュージーランドに来ていた日本人大型ロックも参加してくれた。
大変頼りになるプレーでチームに大貢献してくれた。
試合自体は自チームがフォワードを全面に出した試合となり、前半は苦戦したが後半に盛り返し勝利を掴んだ。
僕はあまりボールを持って走る機会は無かったが、タックルで相手バックスを止める場面やキック処理でカウンター攻撃をする機会があった。
ラグビー王国ニュージーランドでニュージーランドのチームと試合を出来たことはとても良い経験となった。
ラグビーの経歴や年齢がそれぞれ違うメンバーが集まって、10日位で毎日練習を行って試合を行うプログラムは僕のラグビーキャリアにおいて印象的なものとなった。
続く…

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