【番外その47 深謝 】
2025年1月13日全国大学ラグビーフットボール選手権決勝が秩父宮ラグビー場で行われた。
勝てば6年振りとなる優勝となる母校。しかも今回は対抗戦全勝優勝で大学選手権出場チームで唯一無敗をキープ。
優勝への期待感が高まっていた。
対する帝京大学は母校との試合が唯一の敗戦で、その敗戦後チームとして化けており、凄まじい強さを発揮していた。
大学選手権3連覇中で、勝ち方を知っている難敵であることには変わらない。
今シーズンの対戦成績
①関東大学春季大会 7対60
②夏合宿練習試合 38対14
③関東大学対抗戦 48対17
と2勝1敗と連勝中。
初戦は主将と2年生のバックス選手2名を日本代表参加中で不在の中行われ、大敗。
2戦目の夏合宿では主将がチームに戻り、チームを牽引。4年振りとなる帝京大学戦勝利を掴んだ。
3戦目の対抗戦では1年生コンビ二人の大活躍が大きく、予想外の大勝。
その後、母校の快進撃は続いた。
準決勝では昨年、惨敗を喫した京都産業大学相手に勝利。
迎えた決勝は前売り券完売で当日券なし。
私も母校の勝利を信じ、秩父宮ラグビー場へと足を運んだ。
超満員で埋まった秩父宮ラグビー場。これから予想される激闘を前に場内も緊張感と期待感が充満していた。
私は一点の曇りなく、母校の勝利を信じていた。
結果、母校敗戦し、相手が大学選手権4連覇を達成。
悔しさ無念さに包まれ、項垂れつつ、真っすぐ帰宅した。
実際に戦った選手たちの悔しさは計り知れない。
とは言え、今シーズンワクワク楽しませてくれた後輩たちに心から感謝している。
私もまた1日1日をしっか張り切って生きようと強く自分自身誓った。