2024/08/23
8月23日(金)
『僕のヒーローアカデミア』4期ep22
デクとジェントル・クリミナルの決着が付く回。ジェントル・クリミナルのキャラ設定が面白い。
ヒーロー志望だったんだけど、才能も実力もなく挫折し、かといって死穢八斎會の下っ端たちみたいに、悪の道に引き込んで立派な(?)ヴィランに育て上げてくれるような悪の親玉に手を差し伸べてもらうようなこともない。
ヒーローになる実力才能に恵まれず、ある意味人に恵まれもしなかったのでヴィランにもなれず、行き着いた先が私刑型迷惑YouTuberというオチ。すごい。この小物感、半端者感がすごい。
「統一教会に救われてる人もいる」と言ってしまう人に死穢八斎會の下っ端たちがいかにして、死穢八斎會に入ったのか見て欲しい。どん底にいる時に手を差し伸べてくれた人は神様に見えるのかもしれないけど、それが実は悪で、自分はその手下になってしまっている可能性だってあるのだ。誰かが神と崇めている人のことを「悪の親玉だよ」と軽々しく指摘できはしないけど。だからといって「救われている人もいる」と野放しにしていいわけじゃない。
死穢ハ斎會のエピソードを見たら「救われている人もいる」なんて簡単に言えなくなると思うんだけど、どうだろう。
色んな物語に触れていると、頭の領域が広がって、今までひとつの角度からしか見えていなかったものを様々な角度から見えてくる。
でもだからこそ、なんにも言えなくなったりする。頭に色んな可能性が浮かぶから。自分の意見や感じ方が間違ってるかもしれないと思うことが多くなるから。
『道長ものがたり』山本淳子
読み終わった。『光る君へ』の道長とイメージが違うからこそ、史実の道長はどんな人間なのかきになる。『栄花物語』も読んでみたい。『栄花物語』は道長が如何に凄かったかを書いていて、脚色盛り盛りらしいけど、その盛り具合、道長がどんなふうに盛り上げられていたのかも気になる。
だけどその前に積んでる『紫式部日記』読まなくちゃ。山本さんの他の選書ももう一回読みたい。忙しい忙しい。
『プライベート・スーパースター』ゆっきゅん
今日も聞く。今までYouTubeで聞いてたけど、配信を買ったので、外で歩きながら聞ける。
歩きながら聞いていると、自分もMVの中にいるみたいな気持ちになる。今この瞬間がMVみたいな気持ちになる。
そんな気持ちになる曲は良い曲だ。