夜の田んぼ
見つけちゃった見つけちゃった
そんな子供干してしまえ
枯らしちゃった枯らしちゃった
とどのつまりのして蹴った
板に乗ったあなたたちは次の次の遠い君に
苦し紛れ吐いて捨てたもう昔の宿り木に
風を切って放り捨てた夜の田んぼ気持ちいいね
ああだこうだ空に舞った赤と黒の僕の声
見届けてた見届けてた
生ぬるさと暑苦しさ
寝かしつけた寝かしつけた
廻る月の方
見つからないように息を殺して
扉を開けて閉めた夜の二時
海月漂うように流れる時間と
街の奥見えた陽炎が
いつか同じ息を吸う僕と
耳をすまして知った朝の二時
知らず知らずのうちに居なくなってた
僕の内の言葉が
叫ばせてよ叫ばせてよと
泣きじゃくるふりをした
見つけないでよ見つけないでよ
干からびて落ちていった言葉を
言葉が通り過ぎていってしまった--- -----
君を呼ぶ赤い声は
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------ 泣いてた
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