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疑・卵巣がん日記⑦

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入院

2014年2月19日。
彼と母に付き添われ、ついに入院の日。
病室へ案内されたところで彼は仕事へ。

初日は特に検査などもなく、院内を散歩したり昼寝をしたり。

売店で買っておけと言われたeショーツなるものを購入。

午後からは職場の上司や友達がお見舞いに来てくれた。

18時の夕食の時間に合わせて母帰宅。

猛烈な孤独感に襲われる。
突然涙が溢れ出した。
本当に突然で自分でも状況を理解できなかった。
食事を届けに来た看護師さんが困惑の表情を浮かべていた。
目を逸らして食事を受け取る。
深呼吸、深呼吸、深呼吸。
しゃくりあげながらも口の中に無理矢理ごはんを押し込んだ。

テレビを観てなんとか気を紛らわせる。

家に帰りたくて仕方がなかった。


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