疑・卵巣がん日記③
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紹介状を持って大きな病院へ
2014年2月6日。
午前8時半、受付。
またまた彼についてきてもらう。
2時間ほど待ってようやく問診。
「紹介状をみると、卵巣の腫れとお腹に水が溜まってるみたいだね。内診できる部屋が空いたらまた呼ぶから、もう少し待合室でお待ちください。」
そこから約30分後に診察室へ。
何度やっても苦痛な内診。
しかも長い。(ここからわたしの内診恐怖症が始まる)
終わったと思ったら、今度はそのままお腹の上からのエコー検査。
これも長い。
またまた待合室で1時間ほど待機。
理解が追いつかない
「形と大きさから見ても、悪性の腫瘍である可能性がかなり高いですね。」
ええと。どゆこと?
彼を呼んで、二人で説明を受ける。
昨日とは違って動揺を隠しきれない様子の彼と、不思議なくらいに冷静なわたし。
一気に入院から手術の日程まで決定。
術前検査も、できるものは今日中にやっていこうということに。
心電図、レントゲン、肺活量、尿検査、血液検査。
終わった頃にはもうとっくにお昼がすぎていた。
本当は昼前から仕事だった彼がずっと一緒にいてくれた。
残すはCT検査と入院の説明。
あとは一人で大丈夫そうだったので、仕事へ行ってもらった。
CT検査室の前で待つ間、何度も涙が出そうになった。
どうやらわたしは卵巣がんらしい
なんだかよくわからない気持ちのまま、今夜は鍋にしようなんて呑気なことを考えながら歩いて帰宅。
一息ついて「卵巣がん」でググる。
いきなり飛び込んできた「五年生存率」というワード。
よくないことばかり目につくから調べるのをやめた。
とりあえず家族と友達と職場に報告。
仕事はこのまま入院まで休ませてもらうことにした。
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