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学校では教えてくれない『茹でガエルの法則』
突然ですが、日本は資本主義社会ではないって知ってましたか?
日本人から見る日本と、
海外から見られた日本との間には大きなギャップがあります。
実は日本は海外諸国からは
『社会主義で世界で最も成功した国』
と呼ばれています。
あれ?おかしいですよね?
確か、学校の社会の授業では
「日本は資本主義社会である」と習いました。
実はこのことを知っているか知らないかで、
人生の方向性が180度変わってしまうことなんですね。
学校では絶対に教えてくれません(笑)
ところで、『茹でガエルの法則』の話しをご存じですか?
熱湯にカエル君を入れると、どうなると思いますか?
これは誰でもわかりますね。
カエル君はビックリして熱湯から飛んで逃げていきます。
では今度は冷たい水の中にカエル君を入れて、
少しずつ温度を上げていったらどうなるでしょうか?
なんと、こちらのカエル君は水温の上昇に気づかず、
いつの間にか茹だって死んでしまうんです。
つまり、劇的な変化には反応できるけど、
緩やかな変化には気づきにくく、
気づいたときには手遅れになってしまうよ。
という教えです。
これは『茹でガエルの法則』といって、
ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、
困難性を指摘するために用いられる警句のひとつなんです。
実はこの『茹でガエルの法則』って実は日常的にあります。
この『茹でガエルの法則』と僕たちにどんな関連があるのか?
こんな記事をご存じですか?
「ドイツ人の5人に1人が「ベルリンの壁があった方がよかった」http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2292054/2201495
旧東ドイツ圏の住民1670万人のうち実に21%が
「旧西ドイツとの国境のコンクリート、
有刺鉄線、武装警備隊が懐かしい」と回答。
また、同じく74%が、ベルリンの壁の崩壊後に
「生活水準が落ちた」と答えた。
一方で、旧西ドイツ圏の住民の73%は、
「旧東ドイツ圏の住民が不便な生活を送っているとは思わない」
と回答している - 一部抜粋 -
あのベルリンの壁崩壊についての記事なんですが、
本当にビックリしました。
かつてのドイツは西の資本主義と東の社会主義の抗争だったわけです。
旧西ドイツは資本主義で成功し、
やったらやっただけ報酬が出る。
いわば実力社会。
立派な家、高級車、おしゃれな服。
一方旧東ドイツはみんなが同じ食べ物、
同じ家、同じ服。
みんな平等。
仕事はやってもやらなくても同じ給料。
まさに!日本の考え方にそっくり!!
旧西ドイツは旧東ドイツみたくはなりたくないと思い、
旧東ドイツはどこかで旧西ドイツの成功を羨望していたといいます。
この2つの思想はずっとぶつかってきていて、
戦争まで起きているんですね。
その中でもビックリしたのが、
旧東ドイツの住民の方がインタビューでこう答えたそうです。
「昔のがよかった。なぜなら昔は何もしなくても国がなんとかしてくれた。でも、今は働いた分しか給料はもらえない。昔は行ける場所は限られたが、許可された場所ならばどこへでも行けた。今のがとても不自由だ。」
つまり全て誰かに決められた通りに生きていくのが人間は楽ということ。
なんかそれって日本人の考えに似ていませんか?
先ほども述べましたが、
日本は『社会主義で世界で最も成功した国』なんです。
みんなと同じことをすると安心する。
みんながどうするのか気になる。
親や先生や国の言ったことを鵜呑みにしている。
なんで誰もこのことに疑問を持たないのか?
それは小さいころから徐々に徐々に、
こうした常識を日常生活で少しずつ少しずつ、
刷り込まれてきたからです。
そう『茹でガエルの法則』です。
少しずつの変化には気づきにくいんです。
そんでもって、
居心地がいい場所にいると、
今度は外に出られなくなってしまう。
自分の頭で考えれなくなってしまう。
チャレンジができなくなってしまう。
それが人生に置いて最も怖い失敗だと思います。
でも、時代は変わりました。
いまや時代は個人の時代になっています。
会社で働くことだけが人生ではないと気づきはじめた人がいて、
昔の常識に囚われてはいけないと気づいた人がいて、
このままじゃいけないって気づきはじめた人がいます。
あなたの今の状況はどんなでしょう?
もしかしたらそこはぬるま湯の中ではないですか?
そのまま、その場所にいたらどうなるでしょうか?
もし人生を変えたい、
夢を叶えたい、
このままだとヤバそう、
毎日がつまらない、
そう思うなら今自分がいる場所を客観的に見てみるのもいいかもしれません。
茹で上がってしまう前に。。。