見出し画像

自分の人生を生きること

今日は、わたしがもう5年ほど心の中で暖めていた本当の夢についてお話します。きっと、今までで一番素直で、飾っていないことばになると思います。


これからのわたしの夢は、“いくつになっても女性として自分の意思で自由に美しく生きる人、本当の美しさはすでに自分の中にあることに気づく人”をもっと増やすことです。

なぜなら、わたし自身、“女性”や“キャリア”、“年齢”などの要因で、悩み続けていた過去があるから。努力や試練、ときには失敗も必要だけど、わたしはあまりにも遠回りをしすぎて、心も身体もボロボロになってしまったからです。

同時に、この経験は自分だけではないことにも気づきました。わたしと同じように、ある一定の年齢で壁にぶつかる人たちが身近にいる。そんな人たちのためになりたい、という思いは、この5年間で一度も変わっていません。


■クォータークライシス

わたしは昔から好奇心旺盛、好きなことには猪突猛進、死ぬまで自分の興味があることを探求していたいと思っています。そんなわたしにとって、好きなことを深められるお仕事はひとつの原動力。


でも、歳を重ねるごとに価値観が変わり、さらに社会の中では“女性”、“キャリア”などの物差しで、お願いもしていないのに勝手に測られる時期がやってきました。

幸か不幸か、わたしは知らない人のことがあまり気になりません。おかげさまでその物差し問題は支障がなかったのですが、その分自分の声がよく聞こえてしまうので、自分の中での変化や不安の影響が大きく、そして長く続きました。

“自分はこれからどうしたいんだろう。”
“わたしが本当に好きなことって何なんだろう。”

はじめてのことでどうしていいのかもわからず、元来他人に相談する習慣がなかったわたしは、ひとりで時間やお金、労力を使って、答えを探し続けました。それがちょうど29歳のころ。そう、このころのわたしは、俗にいう“クォータークライシス”だったのです。

クォーターライフクライシスとは、20代後半から30代半ば頃の人が、自分の人生や生き方に漠然とした不安や焦りを感じる状態のことです。

chatwork

わたしはここから32歳くらいまで低迷し続け、ようやく答えのようなものを見つけて前職で試し、そして今、35歳で新しい形にしようと準備している段階です。

…お気づきでしょうか?
わたしは29歳から3年もの月日、ぐるぐると道に迷っていたのです。

ちょうど道に迷っていたころのnoteはこちら。


なぜこんなにも時間がかかってしまったのか。それは、全部ひとりでしてしまっていたからです。(何なら、プライベートではあえて人に会わずに、修行僧のような生活をしていたくらい!)


35歳になった今、このクォータークライシス問題は一度乗り越えたのかな?と思うのですが、乗り越えて感じることは、きっともっと近道はあったはず!!ということ。


冒頭にも書いたように、努力や試練は必要だと思います。でも、例えばあなたが登山をするとして、補整された道と、荒れた山道、どちらを歩きますか?わざわざ荒れた山道を選ぶでしょうか…?

補正された道を歩くことだって、歴とした努力です。別にわざわざ大変すぎるほうを選ばなくていいんです…!

わたしにいたっては、自分の人生を生きたくて模索していたと言うのに、身も心もボロボロになりながらその道を歩いていたのですから、本末転倒です。


■自分の人生を生きること

自分の人生を自分として生きることは、自分自身と本気で向き合うこと。それは決して楽なことではないと思います。でも、それが自由=自らに由ることの第一歩。

そうして美しく生きる女性たちがもっともっと増え、世界がより美しくなったら、わたしはとっても幸せなんです!

なぜなら、わたしは小さい頃から同じ景色を見て、同じことばを話す仲間が欲しかったから。35歳になった今、幼少期からことばにできなかった感覚たちがようやく繋がって、ひとつの線になっているような気がします。

抽象度の高いお話も混ざってしまいましたが、“いくつになっても女性として自分の意思で自由に美しく生きる人、本当の美しさはすでに自分の中にあることに気づく人”をもっともっと増やすために、今わたしはふたつの軸で準備をしています。

ひとつはドレスの販売。そしてもうひとつはコーチングサービスの提供。まだまだ準備の段階なので、お見せできる形ではないのですが、新しい夢に向かって自分の覚書として、ここに初心を残しておきます。


ちなみに自分の事業を軌道にのせるまでは、フリーでPRの仕事もしています。毎日新しいことや勉強することがいっぱいだけど、この目標と、そして最終的な夢である日仏を行き来する生活を叶える日がとっても楽しみです^^

いいなと思ったら応援しよう!