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私がPerfumeにハマった経緯

2025年2月現在、Perfumeは「Perfume 10th Tour ZOZ5 "ネビュラロマンス" Episode 1」で全国行脚中です。X(旧twitter)を眺めていると、「初のPerfumeライブ」「初めての生Perfume」という投稿を見かけます。メジャーデビュー20周年にもなるPerfumeに未だ新たなファンが生まれ、ライブに足を運んでくれることに驚きを感じるとともに嬉しく思います。

Perfumeのファンになった方がハマる経緯は様々だと思います。私は、元々、アーティストや邦楽・洋楽などジャンルにこだわりがなく、聞いていいなと思ったらなんでも聞いておりました。特に1980年代の洋楽(Michael Jackson, Prince, Hall & Oates, Billy Joelなど)、邦楽では井上陽水・安全地帯などバラードを中心に聞いておりました。その後はTBSのカウントダウンTV等で邦楽を中心としたヒットチャート曲を流すように見聞きしてました。

Perfumeに興味を持ったのは、2007年頃のTBSカウントダウンTVで流れた「ポリリズム」(2007.09.12リリース)を見たことでした。アイドルにしてはちょっとダサいけど音楽とダンスは面白いと興味を持ちました。当時は、流行りものですぐ消えるだろうと思ってましたが、その次に発売された「Baby cruising Love」(2008.01.16リリース)がヒットチャートに登場した際にPV(当時はPromotion Videoでしたが最近はMusic videoと言われますね)の完成度が高く、曲も良いなと思い、Youtubeで検索したところ、コアなPerfumeファンによる投稿動画が多数あり、それらを観たことで一気にPerfume Worldへ突入した感じです。

コアなPerfumeファンによる投稿動画は良質なものが多数上がっておりました。もちろん、Perfumeの音楽とダンスとPVのレベルの高さと3人の気質等が良いからに他ならないのですが、当時のコアなファンによるインターネット上の動画投稿がPerfumeの人気上昇に貢献したのは間違いないと思います。Perfume人気が上昇時に当時のレコード会社がYoutubeの動画を一斉に取り締まり、参照不可になったり、音声が消えたのは著作権などのコンプライアンス上、仕方ないことではありましたが少々、残念でした。

2025年現在、当時の動画を僅かですがYoutubeで見ることができます。人気のあった動画は作者か、他の動画ファンが再度投稿されています。
動画「道夏大陸 Perfume 編 1/2 ~20分でわかるPerfume(出展@jpopconciergeさん)は、Perfumeがブレークするまでの過程を「情熱大陸」風に作成されていました。広島でインディーズ・デビューし、上京してアイドル・ユニットとして活動するものの低迷して苦悩していた。そこに中田ヤスタカ氏が全面的に楽曲プロデュースしてテクノポップユニットとして活動を続ける中、木村カエラによるラジオ放送での紹介、ライブ活動で徐々に口コミで話題が上がり、「NHK 環境・リサイクルキャンペーン」のCMソング「ポリリズム」で転機を迎えるというストーリーとして作成された素晴らしい内容でした。当時、動画を作成された方のPerfumeファンとしての熱心さに感心しています。

次に動画「Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル LIVE(現出展@azs1223さん)も曲のよさとライブの臨場感を感じPerfumeに興味をもった動画でした。私にとってはPerfumeファンとなった原点となる動画でして、このライブ映像に引き込まれました。この曲はブレイク前のPerfumeの苦悩(こんな完璧なのに何故やめなければならない)みたいな曲と思ってまして、Perfumeの楽曲で最も思い入れがある曲です。今回のネブュラロマンスtourの2025年1月18日の佐賀公演で「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」がセットリストに入ったと聞いて、大変、羨ましく思います。予め、知っていればライブ参戦していたと思います。

動画「掟ポルシェとPerfume 畳二畳のエレクトロ・ワールド(出展@jpopconciergeさん)で狭い場所でもいきなり踊ってしまうPerfumeの姿に感心したり、HMVやタワレコなどのショップでのイベントで3人が全開でライブしている動画も当時多数、観ました。サンストリート亀戸でのライブ動画などブレークするまでにたくさんの苦労をしている映像が多数、観まして、後々、あ~ちゃんがライブで過去話をする度にうれし泣きするのが理解できました。

Perfumeのライブでは「Perfumeの掟」と言って、歌詞はなく掟となる文言のみ、曲とダンスで魅せるライブ内のコーナーがありました。テクノポップユニットとして売り出そうとしていた初期のライブ映像で動画「Perfumeの最初の掟」が当時ありました(現在は存在しておりません)。Perfume 6th Tour 2016「COSMIC EXPLORER」で披露されていた「Perfumeの掟 2016」と異なり、ものすごくシンプルで短いものですが、印象に残る動画でした。

また、Perfumeを記事として取り上げた本もいくつか読み、より興味を持ちました。

Quick Japan(Perfume特集)

上記のQuick Japanという本では、アイドル復活みたいな感じで扱っておりました。当時はモーニング娘以降、AKB48がブレイクする前の時期で所謂アイドル的なグループが不在だった時期でもあり、アイドルとアーティストの中間的な存在として見られていたのだと思います。記事の中で、テクノ音楽を楽しんでもいいし、アイドルとして見てもいい、ファンの方が好きな楽しみ方をすればいいという旨の記事を見た時に「なんか新しい!」と当時、思ったものです。

そして、渋谷のチケットショップで横浜アリーナで開催される2009年10月14日の「Perfume Second Tour 2009 "直角二等辺三角形 TOUR"」ライブの立見席が売っていたので買って行くことにしました。チケットショップで当時3000円程度で売ってました。立見席とはいえ、今では考えられないですね(笑)
その後、直角二等辺三角形TOURの追加公演(10月30日横浜アリーナ)のチケットを何とか手に入れて、ライブ後にP.T.A.会員となりました。気づいたら、直角二等辺三角形TOURの横浜アリーナ公演に初参戦してから、約15年が経過していました。Perfumeがいつまで活動を継続するかは分かりませんが、ファンとして行けるところまでライブには参戦したいと思っています。


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