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一番の感情を叶える

ありがたいことに、僕は自分のことが好きで居られています。

少し前に、「自分の好きなところってどこ?」と聞かれて、
パッと浮かばなくて、少し考えてから答えたんですけど、
でも「こういうところが好き」というより、自分という存在が好きなんです。

でもこれって、昔からずっとそうだったわけではなく、
本当に好きと思えるようになってきたのは、ごく最近です。

20代後半の頃から、いろいろと心のこと(主にナリ心理学です)に興味を持ち、学んできたことで、
少しずつ好き度合いが増えてきた面もありますし、
(そのおかげで辛い時期をなんとか乗り切れました)

最近、周りの人に支えられているなあと気づいて、感謝の気持ちを持てるようになってきたことも大きいです。

そして、なにより一番大きいなと思うことが、今回のテーマなのですが、
「自分の一番の感情を叶える」ということをしてきたことだなって思っています。


アラサーから30代の前半にかけては、
「プロの作曲家になりたい」「東京オリンピックのNHKテーマ曲を手掛けたい」という思い(一番の感情)があり、
それに向けて頑張っていました。
その思いは叶わなかったのですが、その思いの実現に向けて頑張るということを通して、
「自分の人生を生きている」という感覚を持てていたように思います。
思い通りにいかず、焦りもありました。
でも、後悔はないです。

この時の「自分はやり切った」という思いを持てていることが、
今、すごく大きいなあって感じています。

余談ですが、そんな自分のような「夢を追いかけた過去」を懐かしむ曲を、2014年に歌詞とメロディを作っていまして、当時はまだ自分にはこれは形にする力がないと思って、ずっと保留にしていました。
今なら形にできるなって思うのですが、歌詞の内容がジェンダーの観点からどうなのかなと思っていて、もう封印してしまおうかなと思ったりしています。
「あの日の写真」というタイトルで、頭の中に流れている雰囲気は、優しくてとっても素敵なんですけどね…
(余談終わります)


そして、2020年から2022年前半にかけては、
自分の曲のDEMO音源を発表したり、noteを書いていったり、その他趣味もろもろ…といった、「やりたいことをやりたい」というのが、自分の一番の感情でした。
やった先の結果よりも、やっていくという行動をこなしたい、「やりたいことリスト」をこなしたい、というのが一番でした。

睡眠が長時間だったり、僕の行動自体がのんびりなので、なかなか思うペースで進められないのですが、
睡眠やお金のことで悩んでいるときも、やりたいことをやるというのを、カメの歩みですけど、やってきて、
プラスして、悩みや困りごとと自分なりに真剣に向き合ってきた、
ということの積み重ねで、自分のことが好きになれているのかな、
と自分では思っています。


これって、優先順位の問題でもあるなって思っていまして、
僕の場合、一番目の感情を叶えるために、
最近まで、二番目の感情を叶えるための行動をしないでいました。

具体的には、東京で暮らしたい、そのために仕事をして稼いで、借金を返して自立する、ということをしていきたいんですけど、
「やりたいことをやる」というのを優先してきたため、仕事はせずにいました。

でも、一番目の感情を叶えることを少しずつやってきていたから、
そんな自分のことを好きになれているんだと思います。


何が「一番の感情」なのかは、人それぞれ違うと思うんですけど、
一番の感情を叶える、というのはオススメです。

もし叶わなかったとしても、それに向けて頑張る、ということをやるなかで、
自分の人生を生きている、って思えたり、
「自分はやり切った」と思えたなら、後から振り返って、そんな自分のことを好きになれたりするんじゃないかなって思います。


それと、日常の日々の暮らしにおいても、自分の感情を叶える、というのはオススメです。

例えば、トイレに行きたいけど忙しいし…という時に、トイレに行って「トイレに行きたい!」という自分の感情を叶える、とか、
朝忙しいけど、毎朝の楽しみのコーヒーは必ず飲む、とか、
「買いたいけどちょっと高めだな…」と迷っているものを、自分に買ってあげる、とか。
(物理的に本当にお金がないときは無理しないでくださいね)

そういえば過去に、今回の記事と同じようなタイトルで、こんな記事も書いていました。

そういう、日常の暮らしから自分の感情を叶えてあげるのも、
自分を大切に思える方法なんじゃないかなって思います。



そんな感じで、一番の感情を叶える、という記事を書いてみました。

自分の一番の感情を叶えていく、というのをやっていくと、自分のことが好きになれるな、って、
僕の場合の経験ベースにはなりますが、気づいたというお話でした。

自分のことが好き、といっても、僕はエネルギーが高いわけではないですし、落ち込んだり凹んだりすることもあります。
でも、そんな自分も含めて好きなんです。

それと、これまた余談ですが、作曲をやっていることで、「(仕事として)何か活かせるといいね」と言っていただくこともたまにあるのですが、
僕は音源を制作するスピードがかなり遅いので、仕事にするのは難しいなと思っています。
自分の作りたい曲を作るのでいっぱいいっぱいということもありますし、
自分の曲を作ることを、これからもやっていきたいです。

今回も読んでくださり、ありがとうございます!!