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じゅんじゅんのセクシュアリティ

自己紹介シリーズ、今回は僕のセクシュアリティについて書いてみようと思います。

以前、Twitterで見つけた「anone,」というサイトで、セクシュアリティの診断をやってみたんです。
そしたら、自分でも気づかなかったことが知れました。

そんな中から、僕の「こころの性」と「表現したい性」について書いてみます。

ちなみに、診断結果はこちらです。
(スマホのスクショです)
(この記事を書いた当初と診断が一部変わっているので、画像を差し替えています)



こころの性「Xジェンダー」

僕は、身体の性は男性で、そのことに特に違和感はないのですが、
結構女性っぽいところがあります。

僕の女性っぽいエピソードを挙げてみますと、

中学生の頃、妹が読んでた「なかよし」や「りぼん」を、
こっそり読んでいた。

中学生や高校生の頃、女子の友達付き合いに憧れていた。

高校生の頃から30歳くらいまで、CLAMP先生のマンガにハマっていた。

女性向けの恋愛記事に共感する。
(恋愛感覚も女性っぽいと思います。愛するより愛されたい、とか)

恋愛記事以外にも、男性向けの発信より女性向けの発信のほうが共感できる。

20代の一時期、日経WOMANを読んでいた。

お酒は、カシスオレンジのカクテルが一番好き。甘いお酒しか飲めない。
(今はお酒は飲まないようにしてます。もともと弱いです)

と、こんな感じです。
着る服も、ユニセックス寄りのものが多いかなと思います。

で、こういう自分のことを、「女性っぽい男性」で、
そういう個性の人間なんだなと思っていました。

でも、「anone,」で診断を受けて、
こころの性がXジェンダー、という診断結果について考えるうちに、
「自分のこの感覚は、Xジェンダーというのか!」と思うようになりました。

Xジェンダーとは、

「(身体的性に関係なく)性自認が男性にも女性にもあてはまらない」セクシュアリティを指す、日本でうまれた言葉です。

と、こちらの記事にあります。

僕の場合、おそらく、男性と女性の中間、とか、男性と女性が混ざってる、といった感じなんだろうと思います。
(男性っぽい部分もあります)

正直いいますと、「女性っぽい男性」というので、生きづらいとまではいかないまでも、
不便さや、ある種のマイノリティ感は抱いていました。
恋愛もうまくいかず、なかなかお付き合いするに至らずにここまで来ました。
(恋愛に関しては、デミロマンティックであることも影響していると思います)

着たいと思う服がショップにあまり売っていない、という不便さもあったりします。
これに関しては、買い物に行くと、ショップに1~2着くらいだけ「いいな」と思う服があったりする感じなので、選択肢が少なくて、逆に楽なのかも!?と、ポジティブな解釈もできますが(笑)

でも、これからは、堂々と「僕はXジェンダーです」と言えばいいなと思っています。
Xジェンダーであることを前面に出すというわけではないのですが、
そういう心持ちで生きていきたいなって思ってます。


表現したい性「ノンバイナリー」

「ノンバイナリー」ジェンダーという言葉があるということを、この診断を受けて、初めて知りました。

自身のジェンダーを男性、女性のどちらかに限定しないもの。男性、女性の両方が混ざり合っているように感じたり、男性と女性の中間にいるように感じたり、もしくはもっと違うものを感じたり……といういわゆる第3の性です。

と、こちらの記事にあります。

ん?Xジェンダーと、どう違うの?と思えますが、
僕もちゃんと理解できていません。

こちらの記事を読むと、
「男性」でも「女性」でもなければ、ノンバイナリーなのかな、と読めます。

つまり、「表現したい性=ノンバイナリー」とは、
男性でも女性でもない表現をしたい、ということなのかな、と理解しています。

着たい服がユニセックス寄りだったり、
Twitterのプロフィールも男性っぽくなかったり、
言葉遣いもおっとりしていたり、
いわゆる「男性」とも「女性」とも認識されたくない、とか、

そういう感じが、ノンバイナリーということなんだろうなと思っています。


そんな感じで、僕のセクシュアリティについて書いてきましたが、
一言でいうと、
「じゅんじゅんは、身体的には男性、精神的には女性的」
といった認識を持っていただけたらと思います。

セクシュアルマイノリティには、「L」「G」「B」「T」以外にも、
いろんな在り方があるんだということを、知っていただけたらと思い、
この記事を書いたという部分もあります。

僕自身、最近知り始めたということもあり、
「Xジェンダー」や「ノンバイナリー」についての僕の認識も、間違っている部分もあるかもしれません。

でも、人にはそれぞれいろんな在り方がある、ということを感じていただけたら、この記事も役に立てたかなと思います。

人にはそれぞれいろんな在り方がある、ということを、
みんなが知って、受け入れることで、
多様性を認め合う社会へより近づくかなと、僕は考えています。


最後に、今回、セクシュアリティについて書きましたが、
個人のセクシュアリティはセンシティブな情報だと思うので、
「あなたのセクシュアリティは何?」といった質問を気軽に他人にすることは、避けた方がいいのかなと、僕は思っています。

それと、誰かから個人的にセクシュアリティに関することを打ち明けられたときに、それを許可なく他の人に話すこと(アウティングといいます)は、絶対にしないでください。傷つく人がいます。
(僕は公開しているので、自由に話題にしていただいてOKです)

みんなでお互いを思い合って生きていきたいですね。


(2021.1.20追記)

性自認について迷っていました

この記事を書いてから、一時期男性性が強まった時期がありまして、
自分は「女性っぽい感性や感覚を持つ男性」なのでは、と思ったりもしました。

その時の感覚は今はないのですが、
でも、例えば男性用のスーツを着ることもそこまで抵抗はないですし、
何かの性別選択欄で「男性」「女性」の選択肢しかない場合に、「男性」を選ぶことにそれほど抵抗がなかったりもします。

なので、「自分はXジェンダーなのか?男性なのか?」などど考えたりして、迷っていました。

いろいろ考えた結果、身体的・生物学的な性は男性ですが、精神的には女性的である(でも完全に女性というわけではない)、
という性のあり方を、Xジェンダーと呼んでいいのでは、
と考えるようになりました。

また、前半にも書いたように、女性向けの恋愛記事や発信に、共感したり当てはまると感じたり、恋愛体質が女性っぽい特徴だなと感じることから、本能的に女性っぽいと思うのですが、
そういう自分の個性なのだと捉えています。


そんな感じで、人によっては性自認(自分の性の認識)について揺れたり迷ったりする人もいる、ということも知っていただけたらと思い、追記を書きました。


(2023.6.6追記)
僕は、身体的には男性で、精神的には女性的です。
以下は、僕の個人的な意見です。

男性脳と女性脳という考え方がありますが、
男性脳・女性脳というのは、科学的根拠がないということが明らかになっているという、Voicyでの放送を聴いたことがありまして、

男性は地図を読むのが得意とか、女性は共感するのが得意とか、
そういうのも男女の違いではなく、個人の違いなんです、
とも話されていました。
(どなたのどの放送だったか忘れてしまいました)

男性だから、女性だから、ではなく、男女関係なしに、
その人個人が、男性性が強い、女性性が強い、なのかもしれないし、
「男性性」「女性性」という名称が、ある種の認識を生みやすい面もあるかもとも思います。

結局は、その人個人の性質や性格、個性なのだと思います。
そこに、男女という、性別による傾向を求めるような分け方をしないほうがいいのではないか、とも思います。


読んでくださり、ありがとうございます!!

Photo by guy stevens on Unsplash


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