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投げ捨てずに

十六茶を飲み終えて、ふとラベルに目が向きました。
「容器は投げ捨てずにリサイクル」
投げ捨てずに、とはずいぶんな行動が書かれていませんか。
なぜ「投げ」が付いているのでしょうか。

推測1:「捨てずに」だとどうしていいかわからないから
リサイクルを謳っているのですから、容器は資源回収に出してほしいはずです。ただ、資源回収もゴミの回収の一種なので、「ゴミを捨てる」と言えるのですね。よって「捨てずにリサイクル」だと、ゴミを捨てに行けず、自分の所に置いたままリサイクルしようということにも読めてしまうわけですね。

推測2:リサイクル行動の良さを強調したいから
「投げ捨てる」なんてどうにも野蛮です。外でペットボトル飲料を飲んだとして、その辺に投げ捨てる人もそうそういないと思います。それくらい悪い行動と対になるのが「リサイクル」という良い行動なのです。

推測3:リサイクルはちょっと面倒だから
ペットボトル容器を資源回収に出すには、ラベルを剥がし、容器を軽く洗うことが必要です。ちょっと手間がかかります。でも「投げ出さないで」との願いが込められているのです。

さてどれが正しいのかは、あるいはどれも違っているのかは、アサヒ飲料のみぞ知るのですが、こんな細かいところまで読む人は、ちゃんとリサイクル活動を行うことだろうと思います。

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