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寝て見る夢の話

眠っている時に見る夢の話をする。
この場合の「夢の話」をして楽しいのは、大抵の場合、自分だけである。なぜなら夢の展開は荒唐無稽であり、脈絡がない。しかし、それらを細かく分けてみると、夢を見ている本人にだけはわかる要素が現れていることがある。よって、本人は「あのことがこんな形で出てきた」と思える。だが、その「あのこと」を知らない他人には、何のことやらわからないわけである。

そういうことで、他人の夢に興味が持てない方は、この記事は飛ばしてもらって構わない。

昨日見たのは、何か巨大な建築物の中に迷い込む夢だった。しかしそれは完成された建物というより、建築途中のような中途半端な物で、ところどころ屋根がなかったり、壁がなかったりする。なのに床はあったりする。その逆もある。そんな部屋のような物が、いくつも建て増しされているようで、奇妙につながっている。その中を私は迷っていた。随分、高くまでできあがっている部屋もあり、その最上部に上った私は、はしごから遠くの風景を眺め、「こんなところまで来てしまった」と恐れおののいた。入り口からは遠く離れてしまい、ここから出ることは困難だと思われる。

これが何を表しているのかはよくわからない。夢占いのサイトでキーワード検索してみる。

迷う
道に迷う夢は予期せぬトラブルなど運気の下降を暗示します。また、精神的に疲れている状態なのかもしれません。十分な休養をとりましょう。

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建物
建物が出てくる夢は、現在のあなたの状況やココロの状態を表します。ボロボロだったり印象の悪い夢だったなら、問題を抱えていたり近くあなたの立場が危ういものになるなど困難な状況になるかもしれません。しかし立派な建物やよい印象がもてた夢なら、運気の上昇を暗示します。仕事や学業の場で活躍するなど、充実したものになるでしょう。

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この二つのアドバイスから読み解くに、私の状態はあまりよろしくないようである。何か疲れている脳が休息を要求し、問題に注意を促しているのであろうか。というふうに、見た夢と自分の状況を照らし合わせて考えることができるので、寝て見る夢は、自分のためには役立つこともある。寝ている間にも脳をはじめ体は動いている。脳は寝ている間にいろいろと物事を整理してくれているらしい。なのでこんなふうに夢に、自分にしかわからない何かが現れたりもするのだろう。不思議である。

しかし、もっと不思議なことがある。見たはずの夢が、起きた途端にすっかり消えてしまうのはなぜだろうか。上記の夢は昨日の夢である。こちらは覚えているのに、今日の夢はさっぱり覚えていないのだ。今日は夢が注意を発することもなく、問題は夢で解決できてしまったのであろうか。

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大場さやか
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