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一の称賛が百の中傷をかき消してくれる
小説に感想をいただいた。読んでいただけるだけでも嬉しいのに、わざわざ時間を使って感想を伝えてくださるなんて、とても幸せである。
タイトルは大げさに付けた。私は百の中傷を受けるほど有名ではない。でももしも、多数の中傷を受けるような事態になることがあれば、私は真っ先にこれまでにいただいた感想を思い出さなくてはと思う。ちょっとしたことですぐに落ち込んでしまう自分なので、忘れないようにここに書き残す。
よく知りもしないで適当な悪口を言うのは簡単だ。反対に、対象を熟知した上で真摯な感想を伝えることは簡単ではない。それなのに後者に取り組んでくれた人がいるということの幸福を、なにより大切なものとして胸に留めておきたい。適当な悪口など適当にあしらってよい。耳を傾けなければいけないのは、いつだって真摯な感想のほうだ。
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