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何も作れない

スターバックスコーヒーで、いまだにカスタマイズができません。まず、カスタマイズに何をどうするものがあるのかがわかりません。そして、いくつかわかったとしても覚えていられません。さらに、どのカスタマイズがどの商品に利くのかがわかりません。そういった理由で、いつも商品を素のままお願いしています。

しかしスタバの店員さんはすごいものです。かなりの種類あるカスタマイズを理解し、その掛け合わせである複雑な注文に応えてドリンクを作ってくれるわけですから。しか笑顔で接客しながら。

今日のクリエイターフェスのおすすめお題は「つくってみた」ですが、あと1時間もないのに、私には何も作れないですよ。……いや、以前は1時間で掌編(500字ほど)を毎日のように書いていました。1時間あれば何かしら創作はできるはずなのです。なのに「作れない」と思ってしまっている。その弱った心情が、我ながら情けないです。

こうやって、かつてはできていたことがどんどんできなくなっていくのか、と思います。それではいけないと抵抗する気持ちが、なくはないのです。何かを作ってみるためには、ほんのちょっとだけ自分を奮い立たせて、最初の一歩を勢いよく踏み出すこと、なんですけどね。一歩踏み出してしまえば、あとは歩いていけるし、気持ちが乗ってくれば走れもする。なのに、今は足踏み状態でいます。

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大場さやか
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