海外協力隊活動日誌🇩🇴86日目「一難去ってまた一難」
今日の振り返り
もうまさにって感じの1日。笑
まじかよ!ってツッコミどころ満載。
今日は1コマ目は空きにしていたので、
第1号報告書を完成させ、提出。
Mano a Mano の4号を書き始めました。
10時にカウンターパートのもとへ行く約束をしていたので、朝食をとって、移動。
今日の朝ごはん美味しかった。
この、とけないチーズは一体何のチーズなんだ。
焼けるチーズ、不思議。
腹ごしらえが済んだら、カウンターパートとおしゃべりという名のスペイン語練習をして、ニルサ以外の初めての先生の教育練習の授業へ。
第4期の教育練習。
(いつのもニルサの教育練習は第1期)
まずは初めてなので、自己紹介。
今までで1番すらすら話して、
学生からの質問にも答えられて、
ちょっと嬉しかった。
第1期と同じように、学校で見てきたことへの疑問や質問から授業に入り、15分間のミニ授業演習×3本と卒業レポートの説明。
初、ミニ授業。
あるじゃん!こういう授業!
ってかやってるじゃん!そうだよね!
これを知りたかったー!
対象は中学生から高校生。
15分の中に説明、アクティビティ、振り返りをきちんと入れていて、それはもう流れとしては完璧だと思いました。
「おお!レベル高い!」って素直に思った。
ただ、ここからが問題。
まず、基本的にはパワーポイントでの授業の想定。
いいと思う。日本なら。
でも、ここの小中高校にはパワーポイント使える器具が揃っていない。
大学なら、私立ならできるだろう。
パワーポイントについても問題あり。
こっちのパワーポイントは文を丸ごと載せるから
まー文字が小さい。
大事なところがわからない。
文字の量が多すぎるのに、話す量も多いから、
読んでいいのか、聞いた方がいいのか迷子になる。
何より同時処理の苦手なドミニカ共和国の人にとってこのパワポとこのトーク量は消費できてないのでは?と疑問に思うレベルで、話も文も多い。
減らそう。
それから根本的な授業内容で言えば
例えば、
一つ目の模擬授業は「科学的方法」についてだったんだけれど、
1観察→2誘発誘導(課題発見)→3仮説→4実証→5分析→6結論
のプロセスを学習するのが目当てだと感じたのね。
で、それを達成するために学生が考えたアクティビティは、6つの絵と文字のカードを用意して、正しい組み合わせと流れを完成させるっていうアクティビティで、2つのグループで競争させるっていう活動だったの。
プロセス学習とこの学習のめあて、それから対象年齢を考えたときに、私ならこの活動は選ばないなって。
例えば私なら
小麦粉、砂糖、塩を水に溶かした時見た目や質量はどうなるだろう?
これを課題に、
実際に溶かす観察をさせると思う。
小麦粉は溶けず、砂糖と塩は溶けるけれど、砂糖の方が溶けるだろう。見た目は変わるけれど、重さはどれも入れた分だけ重くなる。
そこからきっといくつか仮説が生まれるはず。
どんな物質も混ぜれば混ぜた分だけ重くなる?
なぜ溶け方に違いが出てくる?
砂糖と塩ではなぜ溶けるグラムが違うの?
などなど。
こんな感じで、プロセスの確認をしてくかな。
どんなアクティビティを入れるとよりその学びが深まるかってことを考えられたら最強だと思います。
二つ目の授業は地球の内部構造についての話。
これもまた動画とパワーポイントだけで、
実物モデルがないのは結構痛い。
それから動画を見る時は、
メモを取らせる工夫とか、
注目ポイントとか先に話せるといいなって、
一声の掛け方で変わるってことが伝えられたら嬉しい。
にしてもみんなイラストは上手い。
最後は環境汚染の授業。
ゴミをゴミにしない。
ゴミで作品を作ろう!ゴミを減らそう!って授業。
すごく素敵だと思ったけれど、
切れ端とかバンバン捨ててるのをみると本末転倒な気がして、そこまで利用して制作してみるとかするといいなって感じた。作成時のルールみたいなので、ゴミの量が1番少なくかつ面白い作品を目指そう!みたいな声掛けがよかったかも。
3つとも視点はすごく素敵だと思ったし、
そうやって準備を大切にできる先生であって欲しいなって思いました。
お昼を食べてダンス
今日の一難去ってまた一難はお昼タイムに…
とほほ。
ダンス部で練習。
モダンダンスも興味ありだけどまずは
伝統ダンスから。
普通に写真撮ってもドミニカ共和国の人ってオシャレ笑
午後はスケジュールの残りを決めたいと動いたけど、上手くいかず明日に延期。
ごたごたごたしてたな。
大丈夫かな。
帰って、ウォーキングして
お昼食べすぎたから
夜はヨーグルトで調整。
カウンターパートに提出する用の板書計画だけ頑張って今日は寝るぞ!(頑張った!22:29)
明日もがんばる!
一難去ってまた一難
さて、昨日今日といつのも流れから外れて
カウンターパートとの生活になったんだけれども
ここで問題が発生。
そう!理科担当でこの日誌にもよく登場するニルサさんです。
せっかく関係が良好になりつつあったのに、
カウンターパートの後ろをちょろちょろしだしたものだから、不服なご様子。
お昼タイム。
ニ「あなたはルースとこれから活動するの?」
さ「違うよ。昨日はスケジュールを立てるために、今日は教育練習の授業を見るために、一緒にいただけだよ。」
ニ「いつまで?」
さ「多分今週まで」
さ「その後はまた理科の授業をたくさん見せてもらいたい。」
ニ「はぁ。そう。」
話はばちばちだけど、隣でご飯食べてくれたから
ここはまだ大丈夫だったんだ。
オフィスに戻って、
スケジュール立てをカウンターパートとしているところにニルサ登場。
カ「ニルサ、生物学の授業にさやかを連れて行って。スケジュールを早く提出して。」
ニ「私は化学の教師。生物学じゃない。スケジュールなんて持ってない。」
カ「知らないわよ。理科でしょどっちも。」
ニ「化学と生物は全然違う。」
カ「でもこの子は化学もできるわ。」
ニ「あなたが生物学って言ったんじゃない!」
……その後は聞き取れないレベルのスピードでの言い合いで全く理解できませんでしたが、終始私のせいでした。
帰って家に着いた連絡も
昨日まで、OKってきてたのに、今日は既読無視。
く、苦しい。
築き上げたものって一瞬で崩れるんよ。
あー!!!!
一難去ってまた一難。
明日から、大丈夫かな。