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北欧・デンマークの性教育⑥〜私の境界線〜

水曜日の授業
① Uge sexって
② どんな気持ち?
③ 私の境界線
④ クッション合戦

②昨日も授業で使った、感情のイラストを見ながら、この顔のときはどんな気持ちか、子どもたちと話しをします。

③Uge sexの教材を使います。裸の男の子、女の子のイラストのどちらかを使うか生徒に一人一人選ばせます。自認の性を尊重したいと考えました。      
 まずは、こちょこちょするとくすぐったいと感じるところに緑の丸をつけます。足の裏、脇の下、脇腹など、くすぐったいと感じるところは人それぞれ、境界はそれぞれ違うと話をします。
 その後、「プライベート」について話し、例をあげ、体のプライベートな部分に赤丸をつけるように言いました。プライベートの説明が上手くなかったのか、抽象的なのか、子どもたちはよくわからない様子。「水着を着たときに隠れるところ」と言うと、丸をつけられました。プライベートは、あなたのもので大事なものだから、人に見せないし、他の人に触らせない事。と話をしました。

④恒例のクッション合戦。今日も子供同士でクッション合戦。

⭐Uge sexの気づき⭐
・性教育は、授業として取り上げるだけでない。毎日の生活の中で、大人が折りに触れ子どもに伝えたり、一緒に考える。性について考え、知り、自分の体や気持ちについて考える、知るのは、生きること。
・性教育は人権問題




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