【推し活】「RUN TO YOU」(名古屋公演)観劇してきました
数ヶ月前からこのミュージカルを楽しみにしていたさやかさんです、こんばんは。今回の舞台、台風で状況が不安定な中、開催するかどうかギリギリの判断だったと思います。
来ることを断念せざるを得なかった方もいらっしゃると思いますが、開催の判断をしてくださった、関係者とキャストの皆さまに感謝して、観劇レポートを書かせていただきます。
全編、HIPHOPとラップメイン
あまりHIPHOPに馴染みがなかったので、「楽しめるかな…」と若干の不安があったのですが、全く心配必要ありませんでした。(笑)
昔からHIPHOPをやっていたのでは?と思うくらいみんなラップに馴染んでて、むしろ、HIPHOPじゃない曲(※注)が登場する方が場にあってないな、と思うほどでした。
※注:劇中盤、望まない営業をさせられるシーンで、アイドル然とした曲を歌うシーンがある
まさかの、号泣
(私視点での)あらすじ
ジェミンの母が亡くなったシーンでは、涙なしではみられなかった
「ジェミンは母のために奔走するも、願い叶わず、帰らぬ人となってしまう」
このシーン、悲しみややりきれなさ、この世の不条理さを、クラブ・弘大(ホンデ)のみんなで歌い上げるのですが、、、
このシーン、恥ずかしながら、恐ろしく号泣してしまいました。
「お金がないと望みが叶わないのか」
「母親のために頑張ってきたのに、何もできなかった自分が悔しくて虚しい」そんなやりきれない思いが伝わってくるシーンでした。
3人の恋愛模様も感じるものがあった
スヒをめぐる三角関係、そして、ジョンフンとヘウォンの関係。
相手のことを想っているのに、伝えられないもどかしさを、5人それぞれが感じるシーンがあって。
それを1つの曲に乗せて歌い上げるのですが、
「会いたいけど、会えない」
「今さら、もう会えない」
そうやって、スッと身を引こうとする感じ。共感値が高くて、こちらもジーン・・・ときてしまいました。
感想
ところどころ笑いを誘ったり、真剣なダンスで魅了したり、約2時間半、たっぷり堪能することができました。
今回は越岡裕貴さんが出演されるということで、見に行ったのですが、寺西拓人さんもとても良かったですし、初めて拝見した吉高志音さんも、年齢差や異なるバックグラウンドを感じさせることなく、チームとして馴染んでいて、良かったと思います。
ラップの話は冒頭も書きましたが、歌唱シーンも力強くて、みんな普通に上手くて、物語に入り込むことができました。その結果、普段人前では泣かないのですが、号泣することに。
こういった観劇は年に1〜2回くらいしか行かなくなりましたが、心の栄養のために、たまに見に行くのはいいですね。
全てのパフォーマーにリスペクトを込めて、今日のところはこの辺で。