読書記『100歳時代の勝間式人生戦略ハック100』〜一生自由に豊かに生きる!〜(著者:勝間和代)
なんだかスマホの通信状態が悪いと思ったら、”高速データ通信”の設定をOFFにしていた、うっかり者のさやかさんです、こんばんは。
まだ読んでいる途中なのですが、今回はこの本で気になったポイントと感想を記事にしようと思います。本来は50代前後の方向けの書籍なんでしょうけど、なんだか気になって手に取って(実際はポチって)しまいました。
この本、何がよいかと言うと、冒頭、「100歳時代を自由に豊かに生きる心得10ヵ条」が紹介されていて、気になる心得に関連する内容から読めるということ。
しかも、心得1が、資産運用に関する項目で、さすが勝間さん!と思いました。私もお金大好きなので、最初にその項目(内容は冒頭ではなく、Chapter3)をざっと読みました。
その後は目次を見て、読みたいところをチェックしたのですが、私が一番印象に残ったのは、こちらの項目でした。
この項目で勝間さんは、「金融業界は精神的報酬が低いので、金銭的報酬を高くしないとなかなか人が集まらない」と評しています。
私も言語化まではできていなかったものの、サービス業は全体的に報酬が低めであると感じてきました。その代わりに精神的報酬が高く、そのため、人材確保ができている、ということでしょうか。
だとしても、賃金差が大きすぎないか・・・?
私も最低賃金水準で働いているので「お前もな」と突っ込まれそうですが、明らかに不相応に仕事ができる人もいるのも事実で。向上心の問題なんですかね。
一応補足しておくと、本書内で精神的報酬が高い仕事として、「モノやサービスを作ったり提供したりする仕事」と説明しています。実際のところ、このカテゴリの中に含まれる仕事の中でも、ピンからキリまでありますが。
ちょっと脱線しましたが、ポイントとしては、どちらも大事ということ。その中で、自分に一番心地いいバランスを見つけることなのだそうです。
言語化していただいたことで、ちょっとだけ思考がすっきりと整理された感じがします。
食事と睡眠。体力さえあればなんとななる
おそらく、本書で一番伝えたいことはこれだと思います。お金なんかより、健康でいられるかどうかが大事だと。私も強く共感します。
その上で、仕事においては、起業・独立を勧めています。仮に会社員だとしても、成果報酬型のボーナスがもらえる会社にすべきだとおっしゃっています。
そして、仕事に関するライフハックの中で、こんなアドバイスがありました。
なるほど、そうか、と思いました。これまで、割とすぐに飽きてしまうタイプで、今後どんな仕事をしても長続きするイメージが持てませんでした。だから、これからは仕事を転々としていくものだと、なんとなく察していたのです。
でも、勝間流ではちょっと違うみたいです。
飽き(=熟達)たころが儲けどきで、それと並行して新しいチャレンジをしていくべきだと言います。
そういう発想はなかったので、考えさせられる視点でした。だいたいいつも、フルコミで仕事したいタイプで、それに熱中できてないと思うと嫌気がさしてくるのです。
でも、飽きた自分を許容して、余ったリソースを次の学びやチャレンジに注げばいい…のか?
まだ自分の中で結論は出ていませんが、試行錯誤しながら生きていきたいと思います。なんせまだ、人生3分の1くらいかもしれないので。。。(苦笑)