祖父の教え
祖父が亡くなって15年経ちますが、今でも生前のことを思い出すさやか先生です、こんばんは。
子どもの頃、祖父からいろいろなことを教えてもらったのですが、その中でも特に印象に残っていることを一つ紹介したいと思います。
祖父との関係
子どもの頃、私の家はいわゆる共働き世帯で、普段は祖父母が私の世話をしてくれていました。なので、両親よりも過ごした時間は長かったと思います。
祖父母とも能力に長けていて、周りからの人望もあって、時に厳しくありましたが、たくさんの愛情を注いでもらったと思っています。
この喪失感は一生消えないんだろうなと思いつつ、天国からいつでも見てくれていると思うと、少しだけ心強くあります。
祖父の教え
細かいニュアンスも、どういったシーンだったかも忘れてしまったのですが、だいたいこんな感じのことでした。
私は当時書道を習っていたので、子どもながらに「確かに、そうだな」と理解することができました。
どこまで祖父が語っていたかは忘れてしまいましたが、書道の先生は、へんやつくり、構造を理解して書くことができること、素人がやみくもに数をこなしてもプロには勝てないこと、物事を習得するにはやり方が大切なこと、、、
おそらくそんなことを伝えたかったのではないかと。今考えると、きっと、とても高尚な方だったんだろうなと思います。
よく考える子に育つが・・・
そんな祖父の影響を受けたからか、目的に合っているか、それが効果的か、なんてことをよく考えるようになったと思います。これはこれでちょっとした影響がありまして。
無駄だと思うことができなくて、宿題は半分くらい(※推定値)しかやってなかったんですよね。国語のワークとか、赤で答えを書き写すことにどんな意味があるのかな、なんて(苦笑)
理系の専攻でしたが、数学や物理でさえやってなかったので、本当に悪質です。(あ、でも決して祖父のせいにしているわけじゃないですよ!)
一つだけ言えることは、それらをやらなくても一応国立大学&大学院まで行けたし、私の判断はあながち間違ってなかった…かもしれません。
おわりに。
今では親と同居というのは流行らないのかもしれません。でも、家に4人の大人がいるって、価値観や視野が広がると思うんです。同じような人間が揃っていたら効果は少ないかもしれませんが…。
少なくとも私は、バラエティに富んだ大人たちに囲まれて、多くのことを学ぶことができたと思っています。
今度は祖母の話もしようかな。
それでは今日は、この辺で。
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